レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年10月27日
- 登録日時
- 2021/02/28 16:51
- 更新日時
- 2021/08/19 17:53
- 管理番号
- 埼久-2020-070
- 質問
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解決
オオサンショウウオは、なぜ生き残ることができたのか。「生きた化石」と呼ばれる所以を知りたい。
- 回答
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下記の資料を紹介した。
『日本にしかいない生き物図鑑 固有種の進化と生態がわかる!』(今泉忠明監修 PHP研究所 2014)
p30「オオサンショウウオは、清流にすむ世界最大級の両生類です。その祖先が登場したのは、およそ3000万年前。そのころ、オオサンショウウオは世界各地に生息していましたが、200万年ほど前から何度も氷期がおとずれたことで、ほとんど絶滅してしまいました。しかし、氷期の被害が少なかった日本や中国、アメリカにすむ種は生き残り、約3000万年前の姿形のまま今も生き続けています。」とあり。
『大山椒魚(自然誌選書)』(小原二郎著 どうぶつ社 1985)
p49-61「進化の道すじ」に該当記述あり。
『オオサンショウウオシンポジウム報告書』(兵庫県自然保護協会編 兵庫県自然保護協会 1992)
p9-14「両生類とはどんな動物か」
p14オオサンショウウオと骨格形態についての記述あり。
福田幸弘著「Nature View オオサンショウウオ 謎多き世界最大の両生類」(『ニュートン 2015年5月 35(5)』p68-83 ニュートンプレス 2015.5)
p68「(前略)生きた化石ともいわれるほど、その姿は古くから変わっていない。一生の大半を水中ですごし、その生態の多くは謎に包まれている。」とあり。
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈オオサンショウウオ〉〈オオサンショウウオ & 児童書〉〈一般件名:希少動物 & 資料種別:児童和書〉で検索する。
2 NDC分類〈48〉の棚を確認する。
3 《国立国会図書館レファレンス協同データベース》(http://crd.ndl.go.jp/reference/ 国立国会図書館)を〈オオサンショウウオ〉で検索する。
4 《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈オオサンショウウオ & 飼育 & 水族館〉で検索する。
《オオサンショウウオがいる水族館》(http://mizumono.com/mt33/mt-search.cgi?tag=%A5%AA%A5%AA%A5%B5%A5%F3%A5%B7%A5%E7%A5%A6%A5%A6%A5%AA&blog_id=6 みずものコム)
5 4の情報のウェブサイトを確認する。
6 《Japan Knowledge》(ネットアドバンス)を〈オオサンショウウオ〉で検索する。
7 《J-STAGE》(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/ 科学技術振興機構)を〈オオサンショウウオ〉で検索する。
8 《J-GLOBAL》(http://jglobal.jst.go.jp/ 科学技術振興機構)を〈文献:オオサンショウウオ〉で検索する。
9 《JDreamIII》(ジー・サーチ)を〈オオサンショウウオ & 生きた化石〉〈オオサンショウウオ & 進化〉〈オオサンショウウオ & 生態〉オオサンショウウオ & 古生物学〉〈オオサンショウウオ & 絶滅〉で検索する。
10 《国立国会図書館サーチ》(http://iss.ndl.go.jp/ 国立国会図書館)を〈オオサンショウウオ & 記事・論文〉で検索する。
データベース・ウェブサイトの最終アクセス日は2020年10月27日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 生態学 (468 9版)
- 脊椎動物 (487 9版)
- 参考資料
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- 『日本にしかいない生き物図鑑 固有種の進化と生態がわかる!』(今泉忠明監修 PHP研究所 2014) , ISBN 4-569-78426-7
- 『大山椒魚(自然誌選書)』(小原二郎著 どうぶつ社 1985) , ISBN 4-88622-220-X
- 『オオサンショウウオシンポジウム報告書』(兵庫県自然保護協会編 兵庫県自然保護協会 1992)
- 『ニュートン 2015年5月 35(5)』(ニュートンプレス 2015.5)
- キーワード
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- 両生類-日本-オオサンショウウオ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 生物 児童
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000294342