レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/02/21
- 登録日時
- 2012/04/17 02:00
- 更新日時
- 2019/12/05 09:39
- 管理番号
- 京資-204
- 質問
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解決
千本今出川東入ル北側にある石碑「禁裏道場」について知りたい。
- 回答
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「いしぶみデータベース」に収録されている「禁裏道場蹟」の項目と『京都大事典』のp757~758によると、禁裏道場は般舟三昧院にあり、後土御門天皇(1442~1500)が幼少期に住んでいた伏見殿に仏閣を建立して勅願寺としたことに始まるとされる。
天台・真言・律・禅の四宗兼学の道場に擬されたため禁裏道場と呼ばれ、文禄4(1595)年に豊臣秀吉の伏見城造営にともない現在地に移された。
- 回答プロセス
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1.京都市内に所在する史跡石標・道標データベースである京都市歴史資料館の「いしぶみデータベース」を調べたところ、「禁裏道場蹟」がみつかった。その記述によると、禁裏道場蹟は般舟三昧院の跡とされる。
2.『京都大事典』で「般舟三昧院」を調べた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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- 「いしぶみデータベース」 京都市歴史資料館(http://www.city.kyoto.jp/somu/rekishi/fm/ishibumi/ishibumitop.html最終アクセス日2012年3月23日)
- 『京都大事典』 佐和隆研[ほか]編 淡交社 1984.11 1083,91p (当館請求記号K0/291.62/KY6)
- キーワード
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- 禁裏道場
- 禁裏内道場
- 般舟三昧院
- 般舟院
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000104858