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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
宮城県図書館 (2110032)管理番号
(Control number)
MYG-REF-170091
事例作成日
(Creation date)
2015/05/10登録日時
(Registration date)
2018年03月30日 00時30分更新日時
(Last update)
2018年03月30日 00時30分
質問
(Question)
「相模土手」の場所と,そこでどのような工事を行なったか知りたい。
回答
(Answer)
下記資料に相模土手に関する記述がありました。※【  】内は当館請求記号
資料1 登米町誌編纂委員会編『登米町誌 第1巻』登米町, 1990【K261.2/ト1/1】
pp.245-255「近世編」-「第三章 白石宗直寺池移封」-「第二節 相模土手」の項 
「藩の公許を得ると,宗直は直ちに北上川の水流を変えるための大規模な築堤工事に着手した。(中略)旧北上川は浅水村水越から浅部・葛籠淵を経て吉田に下り,旧迫川に合流していたもので,登米の館の東側には北上川と別に一条の浅川が流れていた。これは狼河原・鱒淵から楼台西を南下する二股川であり幅わずかに数間,水浅く自由に徒渉しうるものであったと伝えられている。
後年,相模土手と呼ばれるようになったこの堤防は,北上の本流を登米館の東側を南下する二股川の河床に乗せようとするもので,大泉村の小名倉山から,水越村の長谷山にかかる三六五七間(六尺三寸竿)の堤防を築き,迫に抜ける北上の流れを止めるとともに,浅水村曲袋の辺りを掘り下げて北上川と二股川の二流を合わせてこれを継ぎ,登米の館下に引いて柳津方向に流し,今まで洪水のたびごとに広大な遊水地帯となっていた袋中一帯を開拓しようとする大工事だった。(後略)」
 
資料2 由井大介『北上川下流域の河道位置変遷の歴史』由井大介, 2007【K517/07Z】
pp.2-5「「北上川百十年史」の結論」の項 
「(前略)(1)1605~08(慶長10~13)年,宗直公が中田町上沼の小名倉山から浅水の長谷山(ハセヤマ)にかけて約6.6kmの堤防即ち「相模土手」を作って,北上川(の南西流)を遮断し,相模土手の直ぐ下流に左折・湾曲流するS字状の河川を開削して,北上川を米谷・柳津間峡谷に流し込んだ。
(2)1609(慶長14)年,更にその下流の登米町寺池側(北上川右岸)に約1.5kmの堤防を作り((2)-1),1610~11(慶長15~16)年日根牛側(同左岸)の館峰~峰畑間に堤防を作った((2)-2)。(後略)」
※p.3に掲載の「図-1 北上川位置図」に,引用文中の(2)-1,(2)-2の位置が記されています。
 
資料3 『埋もれ火』街道探訪会, 8号(1994)【PK201/ウ】
pp.46-49「北上川改修始まる」の項
「(前略)伊達藩では,産業振興のために北上川,迫川江合川を洪水のおこらない川にし,葦の生茂る湿地を水田にしようと,二本になっている流れを一つにまとめ約六,六粁の堤防を築いたのです。この土手が相模土手といって,今に一部を残しております。(後略)」

資料4 菊田定郷『仙台人名大辞書』仙台人名大辞書刊行会, 1933【K280/キ1】
p.697「ダテ・ムネナオ[伊達宗直]」の項
「門閥。伊達家の一門なり,幼名天之助後ち相模と更む,梁川城主伊達宗淸の嫡子に生る,(中略)宗直鋭意經營,先づ北上川流を變じて堤防を築き,草?を拓き墾田の業を創む,數年にして功果の及ぶ所,二萬千石の所領と爲る(後略)」
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
東北地方  (212 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
治水
仙台藩
宮城県--歴史
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
社会人
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000233641解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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