レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年02月18日
- 登録日時
- 2012/02/18 23:07
- 更新日時
- 2012/02/29 14:35
- 管理番号
- 20120218-12
- 質問
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解決
浅間大社について知りたい。
- 回答
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『国史大辞典』に次の情報があった。
あさまじんじゃ【浅間神社】
「富士山に対する信仰から生まれた神社。富士山に対する畏敬とその信仰は古代に発し、『万葉集』や『竹取物語』には、信仰内容の一面を伝えるが、駿河・甲斐両国の山麓地域には、早くより遙拝施設も多く設けられたものと思われる。そして主要地域には著聞な浅間神社の鎮座を見たのであって、これらの社頭を中心に富士信仰も拡張した。特に富士山の眺められる地域には、分社の分布も稠密、これらは富士道者による勧請も少なしとしなかった。浅間ないし富士を社名とする神社は全国に約千三百社を数えるといわれるが、これらの根本社壇が、駿河国大宮、甲斐国一宮の浅間神社であったようで、一方、吉田口とか須山口とかの登山口にも有力な浅間神社が祀られてきた。なお「あさま」は古称で、最近では「せんげん」という。ちなみに富士山への信仰に基づく社頭に、何故に浅間神社と呼称してきたのかは、浅間山の存在とも併せて考察を要する点であろう。(以下略)」
参考文献:
『浅間文書纂』
『浅間神社史料』
宮地直一『浅間神社の歴史』
『国幣小社神部・浅間・大歳御祖神社誌』
- 回答プロセス
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Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]に次の情報があった。
富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E5%AE%AE%E6%B5%85%E9%96%93%E5%A4%A7%E7%A4%BE/ (2012/02/18確認)
「静岡県富士宮(ふじのみや)市宮町に鎮座。富士山頂上に奥宮が鎮座。壮麗な富士山を神体として木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)を祀(まつ)る。全国1300余の浅間(あさま)神社の総本社。社伝で、孝霊(こうれい)天皇のとき富士山が噴火し国中が荒れたので、垂仁(すいにん)天皇のときになり山霊を鎮祭したのが創建という。」
- 事前調査事項
- NDC
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- 神衹・神道史 (172 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 神社.神職 (175 9版)
- 参考資料
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富士山本宮浅間大社
http://fuji-hongu.or.jp/sengen/ (2012/02/18確認) - ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ【富士山本宮浅間大社】静岡県:富士宮市/大宮町 日本歴史地名大系
- 社寺縁起伝説辞典 / 志村有弘, 奥山芳広編 戎光祥出版 , 2009 ISBN:9784900901001 p.9
- 神道史大辞典 / 薗田稔, 橋本政宣編 吉川弘文館 , 2004 ISBN:4642013407 p.11
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富士山本宮浅間大社
- キーワード
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- 富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000101940