レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年06月27日
- 登録日時
- 2012/06/27 11:08
- 更新日時
- 2014/09/02 00:30
- 管理番号
- 10-3A-201206-03
- 質問
-
解決
昭和30年代頃に大阪市内で活動していたターミナル・ライブラリーについて知りたい。
- 回答
-
『大阪都市協会七十年史』(大阪都市協会)によれば、大阪ターミナル・ライブラリーは、大阪都市協会による新しい文化運動の一環として昭和30年に開設された動く図書館。
市バスの中古車を市交通局から買い取り、車内を改造し、市内のターミナルに巡回常置され、地域住民やサラリーマンに貸し出し業務を行なった。
毎日午前11時から午後7時まで、上六(上本町六丁目)・アベノ・本町の順で、各ターミナルに開設し、昭和30年11月から35年9月まで5年間継続した。
利用者は連日200人以上という盛況ぶりであったとのこと。
本書に掲載されている写真を見ると、「わずかな料金でたのしい読書を」と書かれた看板が掲げられており、利用料の徴収がされていたよう。
- 回答プロセス
-
『写真で見る大阪市100年』(大阪都市協会)を確認。「大阪都市協会が開設」とあり。
『大阪都市協会七十年史』(大阪都市協会)を確認。
p.157に「大阪ターミナル・ライブラリー」についての記述がみつかる。
- 事前調査事項
-
『写真で見る大阪市100年』(大阪都市協会)を見ていたら、p.158~159に写真と短い紹介文が掲載されていた。
- NDC
-
- 図書館サービス.図書館活動 (015 9版)
- 近畿地方 (216 9版)
- 参考資料
-
- 当館書誌ID <0000191451> 写真で見る大阪市100年 大阪都市協会/編集 大阪都市協会 1989 4-900558-01-X
- 当館書誌ID <0000621344> 大阪都市協会七十年史 大阪都市協会/編集 大阪都市協会 1997.3
- キーワード
-
- 大阪府大阪市
- ターミナル・ライブラリー
- 移動図書館
- 大阪都市協会
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000107858