レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2003/10/29
- 登録日時
- 2004/03/12 02:10
- 更新日時
- 2004/03/12 02:10
- 管理番号
- r005
- 質問
-
解決
フェルメールの「女衒の家にて」の入った画集を探しています。
- 回答
-
フェルメール・ファン・デルフト・ヤン(ヨハネス) Vermeer Van Delft,Jan(Johannes)
(1632~1675)はオランダの画家です。現存作品数は35点しかないといわれてい
ます。彼は美術史上孤立した天才と評されていますが、1880年代に関心が高ま
るまでは、無名であったようです。
『オックスフォード西洋美術事典』(講談社 1989)より
「女衒(ぜげん)の家」ですが、『西洋美術全集絵画索引』(日本図書館協会 1999)
で確認したところ、「女衒、あるいは愛情のさたも金次第」という作品のことを指すと
考えられます。
また、この「女衒…」ですが、最近の画集では「取り持ち女」「娼婦」などのタイトル
で紹介されるのが一般的なようです。それぞれのタイトルで作品を確認したところ、
同一のものでした。『フェルメール画集』(リブロポート 1991)では「取り持ち女」と紹
介されています。
*「女衒」…江戸時代、女を遊女屋、旅籠屋などに売ることを業としたもの。
『日本国語大辞典 第2版』 (小学館 2001)より
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 洋画 (723 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- フェルメール
- 取り持ち女
- 洋画
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- その他
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000002561