レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年6月26日
- 登録日時
- 2014/06/26 10:50
- 更新日時
- 2014/06/26 11:19
- 管理番号
- 伊万里市民-2014-9
- 質問
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解決
江戸時代に橋を渡るときに料金が必要だったらしいが、詳細を知りたい。
- 回答
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渡橋に料金が発生したのは、橋の修理のためだった。
『古事類苑』地部 三 p155に、大川橋を渡る際の渡銭が掲載。
ちなみに、町人百姓は一人につき二銭。
また、『明治以前 日本土木史』土木学会/編 岩波書店 第五章 橋梁 第四編 道路・橋梁・渡場・関所 に様々な橋の歴史が掲載されている。
日本橋の項目では「武家は相除き其外往来之諸人より鳥目壹銭宛取之(中略)」とあった。
吾妻橋では「武士方を取除き、往来の者より一人に付二銭宛取立る事」とあった。
- 回答プロセス
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《ジャパンナレッジ》で、「渡橋」で検索。『国史大辞典』の“橋”の“近世”の項目がヒットした。参考文献を提供する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 建設工学.土木工学 (510)
- 日本語 (031)
- 日本史 (210)
- 参考資料
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土木学会/編 , 土木‖学会. 明治以前日本土木史. 岩波書店, 1994.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I012913715-00 , ISBN 400009842X -
古事類苑 : 神宮司庁蔵版 地部 3. 吉川弘文館, 1995.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002471823-00 , ISBN 4642002049
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土木学会/編 , 土木‖学会. 明治以前日本土木史. 岩波書店, 1994.
- キーワード
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- 橋
- 渡橋銭
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000155109