レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年08月24日
- 登録日時
- 2010/10/21 17:46
- 更新日時
- 2010/10/21 17:47
- 管理番号
- 福井県図-20100824
- 質問
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解決
「奥越」はいつごろから使われるようになったのか。
- 回答
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いつごろから使用されたかは不明。
新聞などで使用されるようになったのは昭和10年代からである。雑誌名では昭和21年創刊の「奥越文化」、行政官庁の名称では昭和42年の「奥越農業改良普及所」が最初である。(出典:『角川日本地名大辞典 18』p273、『福井県大百科事典』p149)
なお、当館所蔵資料では、『大野市史 新聞資料編』目次より、昭和14年1月5日付け「大阪朝日新聞」記事「奥越の鉱山景気」が確認できた。
- 回答プロセス
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1.地名辞典を調べる。
『角川日本地名大辞典 18』p273に記述があるが、不明とのこと。
『福井県大百科事典』もほぼ同じ内容。
2.「奥越」で自館蔵書検索し、資料を調べる。
当館所蔵の「奥越文化」は昭和34年刊。前言等にも「奥越」に関することは記述なし。
3.奥越地方の歴史、福井県の歴史、自治体史などを調べるが、該当なし。
当館所蔵資料で「奥越」の文字が出てくるのは昭和30年代頃からが多い。
4.福井県文書館に照会。
郷土史家の記憶によれば、大正期には使われていたのではないか、と言われたが、資料での確認は難しい。
『大野市史 新聞資料編』を確認したところ、昭和14年の記事が確認できたとのこと。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 8版)
- 北陸地方 (214 8版)
- 参考資料
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- 『角川日本地名大辞典 18』 角川書店 1989 (当館請求記号:H290/N12/1 資料コード:1040308015)
- 『福井県大百科事典』 福井新聞社 1991 (当館請求記号:H030/H/1 資料コード:1040503557)
- キーワード
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- 奥越
- 地名
- 地域名
- 照会先
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- 福井県文書館
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 地名
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000072632