レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年09月11日
- 登録日時
- 2010/10/26 15:28
- 更新日時
- 2015/10/08 16:48
- 管理番号
- 名古屋市名-2010-007
- 質問
-
解決
昔名古屋市名東区のあたりにあった亜炭鉱について分布状況などを知りたい。
- 回答
-
『新修名古屋市史』によると亜炭は岩木(イワキ)ともよばれ、亜炭を含む地層は名東区内では高針地区・猪高地区を中心に分布しています。また亜炭鉱山として知られていたのは高針地区で、明治30年頃から昭和20年代まで採掘が行なわれていました。その他、以下の資料が参考になります。
(1)名東区の亜炭鉱全般について詳しい資料
『猪高村誌』 猪高村誌編纂委員会/編 愛知県郷土資料刊行会 1979年 p.2-3,110-121
(2)読みやすくまとめられているもの
『猪高村物語』 小林元/著 [小林元] 1988年 p.55-60
『のびゆく名東区』 名東区開設5周年記念編集委員会/編 名東区開設5周年記念事業実行委員会 1980年 p.2-3
『猪高学区のあゆみ』 名古屋市立猪高小学校/編 名古屋市立猪高小学校 1975年 p.19
『高針地区民族調査報告』 名古屋市新修名古屋市史民俗部会/編集 名古屋市総務局 1995年 p.43-45
『香流川物語 長久手・猪子石の今昔』小林元/著 復刻 ブックショップマイタウン 2005年 p.129-131
(3)分布状況が図になっているもの
『新修名古屋市史第8巻』 新修名古屋市史編集委員会/編集 名古屋市 1997年 p.151
『猪高学区のあゆみ』 名古屋市立猪高小学校/編 名古屋市立猪高小学校 1975年 p.24
『充てん 2004年第45号』 日本充てん協会 2004年 p.19
「東海地方の亜炭田の分布」(http://www.juten-tc.com/tokai-atan.html)
『愛知県の地質・地盤資料編その1』 愛知県防災会議編 愛知県防災会議 1983年
(4)現在の住所を入力すると現在と過去の地図が同時に見られるので、亜炭鉱があったかなど地勢を把握するのに役立ちます。
〇名古屋市都市計画情報提供サービス」(http://www.tokei-gis.city.nagoya.jp)
〇「減災まちづくり情報システム」地震や豪雨などの災害に備え、自分が住む土地がどのぐらい危険かを表示するコンピューターソフト。現在の地図と、昔の地図や南海トラフ巨大地震の震度分布図などを画面上で照らし合わせることができる。名古屋都市センター、名古屋市天白区役所防災・減災コーナー名古屋市港防災センター、名古屋大学減災館でのみ検索できる。 対象は、名古屋市とその周辺。大正時代以降の五種類の年代ごとの地図のほか、震度分布図、豪雨時の浸水想定図、標高図、航空写真などを見比べることができる。例えば、自宅のある場所が大正時代に池だったのか、畑だったのか、森だったのかなどを知ることができ、地盤の強さを推測できる。愛知県が南海トラフ巨大地震の津波被害予想をまとめれば、その予想図も収録する予定。
(5)名東図書館作成の亜炭鉱に関するファイル(鉱区図等記載)が多数ございます。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 金属工学.鉱山工学 (560 9版)
- 中部地方 (215 9版)
- 参考資料
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- 『新修名古屋市史 第9巻』 新修名古屋市史編集委員会/編集 名古屋市 2001年
- 『猪高村誌』 猪高村誌編纂委員会/編 愛知県郷土資料刊行会 1979年
- 『猪高村物語』 小林元/著 [小林元] 1988年
- 『のびゆく名東区』 名東区開設5周年記念編集委員会/編 名東区開設5周年記念事業実行委員会 1980年
- 『猪高学区のあゆみ』 名古屋市立猪高小学校/編 名古屋市立猪高小学校 1975年
- 『新修名古屋市史 第8巻』 新修名古屋市史編集委員会/編集 名古屋市 1997年
- 『充てん 2004年第45号』 日本充てん協会 2004年
- (東海地方の亜炭田の分布) http://www.juten-tc.com/tokai-atan.html [last access 2013/08/31]
- 『愛知県の地質・地盤資料編その1』 愛知県防災会議編 愛知県防災会議 1983年
- 『香流川物語 長久手・猪子石の今昔』小林元/著 復刻 ブックショップマイタウン 2005年
- 『高針地区民俗調査報告』 名古屋市新修名古屋市史民俗部会/編集 名古屋市総務局 1995年
- 『名古屋を中心とした俚謡集』 加藤政次/編 日本雑学会名古屋本部 1977年
- キーワード
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- 亜炭鉱
- 名古屋市名東区
- 地学・土地―名古屋市
- 照会先
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- 中部経済産業局 鉱業課 (http://www.chubu.meti.go.jp/index.html「亜炭鉱跡に係るお問い合わせについて」のご案内あり。(052)951-2566 鉱業権(採掘できる権利)の区域ごとの資料、地図あり。閲覧可。有料。ただし、実際に採掘したかは不明。
- 一般社団法人日本充填協会ホームページ (http://www.juten-tc.com/ )[last access 2014/01/15]地下空洞調査・充填技術の開発・普及等地盤の安定化や地盤環境関連問題に取り組む。
- 〇名古屋都市センター ホームページ(http://www.nui.or.jp/)
まちづくりのシンクタンク、交流活動拠点、そして情報発信拠点。
調査研究や交流事業を担う事務室や研究室の他に、まちづくりライブラリー、まちづくり展示空間および会議室等を備えた特色ある施設。 - 〇名古屋市天白区役所 ホームページ(http://www.city.nagoya.jp/tempaku/)
- 〇名古屋市港防災センター ホームページ(http://www.minato-bousai.jp/index.html)
災害について見て、学んで、体験していただくことで、いざという時に備え、何をすべきかを知る施設。 - 〇名古屋大学減災館 ホームページ(http://www.gensai.nagoya-u.ac.jp/)
産学官民の連携によって減災社会の実現を目指す拠点。
- 寄与者
- 備考
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○「名古屋市都市計画情報提供サービス」(http://www.tokei-gis.city.nagoya.jp)
1955(昭和30)年度から2010年度まで、5年ごとに作成した地形図のインターネット公開。見たい区域の住所や主要施設を指定した上で、画面に従って年代を選択する。二画面並べて表示することもでき、現在と過去の地形がどう変わったかが一目で分かる。
〇「減災まちづくり情報システム」地震や豪雨などの災害に備え、自分が住む土地がどのぐらい危険かを表示するコンピューターソフト。現在の地図と、昔の地図や南海トラフ巨大地震の震度分布図などを画面上で照らし合わせることができる。名古屋都市センター、名古屋市天白区役所防災・減災コーナー名古屋市港防災センター、名古屋大学減災館でのみ検索できる。 対象は、名古屋市とその周辺。大正時代以降の五種類の年代ごとの地図のほか、震度分布図、豪雨時の浸水想定図、標高図、航空写真などを見比べることができる。例えば、自宅のある場所が大正時代に池だったのか、畑だったのか、森だったのかなどを知ることができ、地盤の強さを推測できる。愛知県が南海トラフ巨大地震の津波被害予想をまとめれば、その予想図も収録する予定。
- 調査種別
- 事実調査 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000072753