レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年4月6日
- 登録日時
- 2010/06/06 10:04
- 更新日時
- 2018/08/31 19:32
- 管理番号
- 県立I2010-001
- 質問
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解決
国字に関係するという、中世の連歌の懐紙に用いられた「新在家文字」、
「作字修理方」について知りたい。
- 回答
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※ 高知県立図書館・高知市民図書館合築に伴い、資料に関する情報が現在の情報とは異なる場合があります。 ※
下記の資料を紹介しました。
①『俳文学大辞典』p.435「新在家文字」(しんざいけもじ)
②『連歌概説』p.22~35「懐紙に用ゐたる文字」
③『朝倉漢字講座 1 漢字と日本語』p.126~146「国字」
- 回答プロセス
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1.『俳文学大辞典』で「新在家文字」を引く。
2.『俳文学大辞典』p.435「新在家文字」の参考文献より『連歌概説』を見る。
3.『連歌概説』p.22~35「懐紙に用ゐたる文字」に「新在家文字」の説明あり。
4.その他、『日本国語大辞典』などを引くが、「作字修理方」については項目なし。
「作事」「作事方」(家や建物の修理をすること、その職業)についてなら項目あり。
5.「連歌」「国字」についての資料を探す。
→『朝倉漢字講座 1 漢字と日本語』p.126~146「国字」p.134に"『文教温故』にはほかに、
「連歌の懐紙の為に造れる文字」(新在家文字)や「作事修理方にて用ふる文字」という…"
という記述あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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- 『俳文学大辞典』 普及版 角川学芸出版 2008年
- 『連歌概説』 山田 孝雄/著 岩波書店 1980年
- 『朝倉漢字講座』 1 前田 富祺/編集 野村 雅昭/編 朝倉書店 2005年
- キーワード
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- 連歌
- 国字
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000067531