レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/10/17
- 登録日時
- 2012/12/17 02:00
- 更新日時
- 2012/12/17 02:00
- 管理番号
- 滋2012-0094
- 質問
-
解決
漢詩で使われれる平仄(ひょうそく)とはどういうものか知りたい。
- 回答
-
『学研新漢和大字典』によりますと、「漢字をその漢字の音の響きによって平字と仄字にわけたもの。▽平字は、平らに発音して高低がない。数が多いために、韻書では、上平・下平の二部にわかれる。仄字は、調子が片よった字音のことで、上・去・入の三声にわかれる。(後略)」とあります。また『大漢語林』によりますと、「(前略)平韻は、高くて平らな音で、上平と下平にわかれて三〇韻、仄韻は、高低の変化のある音で、上・去・入の三声にわかれて七六韻がある。漢詩においては、一句の中の平字と仄字の組み合わせにより、音律の調和が図られる。(後略)」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 詩歌.韻文.詩文 (921 8版)
- 参考資料
-
- 1 学研新漢和大字典 藤堂明保∥編 加納喜光∥編 学習研究社 2005年 R-8132-ト p.552
-
2 大漢語林 鎌田正∥著 米山寅太郎∥著 大修館書店 1992年 R-8132-カ p.457 -
3 大漢和辞典 巻4 寸部……心部 諸橋 轍次∥著 大修館書店 1984年 RB-8132-4 p.500 -
4 漢詩の事典 松浦友久∥編 植木久行∥[ほか]著 大修館書店 1999年 R-9210-マ p.705
- キーワード
-
- 漢詩
- 平仄
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 2110049-3202(湖南市立図書館提供)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000115870