レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/05/01
- 登録日時
- 2015/05/30 00:30
- 更新日時
- 2015/05/30 00:30
- 管理番号
- 滋2015-0005
- 質問
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解決
「三上山のみ夏知れる姿哉」という俳句は誰が詠んだものか知りたい。
- 回答
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『近世俳句大索引』によりますと、作者は「士朗」、出典は「幣ぶくろ」とあります。
『俳文学大辞典』にて幣ぶくろの項を確認したところ、「安永3年4月、都貢とともに、上洛中の暁台を訪ねて、上方見物に赴いた折の道中記。」とあります。士朗の項には、「寛保2(1742)~文化9(1812)・5・16、71歳。本名、井上正春。通称、専庵。のち松翁。初号、支朗。別号、枇杷園・朱樹叟。」とあります。
当館所蔵の『日本俳書大系 9』に収録されている「幣ふくろ」を確認したところ、同句が記載されていました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 8版)
- 参考資料
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- 1 近世俳句大索引 安藤英方∥編 明治書院 1959年 R-9113-ア
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2 日本俳書大系 9 中興俳諧名家集 蕪村時代2 日本俳書大系刊行会 1927年 2-P308-9 p.518 -
3 俳文学大辞典 尾形仂∥[ほか]編 角川書店 1995年 R-9113-オ p.428,655 -
1 三上山誌 鵜飼定吉∥著 鵜飼正寿 1981年 S-2926- 81
- キーワード
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- 俳句
- 士朗
- 三上山
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000175208