レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年10月03日
- 登録日時
- 2013/10/03 20:55
- 更新日時
- 2013/10/04 14:00
- 管理番号
- 20131003-9
- 質問
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解決
銭大昕について知りたい。
- 回答
-
銭大昕 【せんたいきん】 コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E9%8A%AD%E5%A4%A7%E6%98%95 (2013/10/03確認)
世界大百科事典 第2版
せんたいきん【銭大昕 Qián Dà xīn】 1728‐1804
中国,清代の学者。江蘇省嘉定県(上海市)の人。字は暁徴,また辛楣(しんび),号は竹汀。乾隆19年(1754)の進士。広東学政を最後に官を退き,紫陽書院などの主講として弟子を教えた。その学問の特色は,考証学風の史学を確立した点にあり,元史の研究および《二十二史考異》の著述,《大清一統志》《続文献通考》の編纂などの成果があげられる。そのほか,天文学,数学,音韻学,金石文の研究でも知られ,随筆風の著述《十駕斎養新録》に収められている。
銭大昕 【せん・たいきん/チエン・ダーシン】 世界文学大事典
Qian Da xin
中国 1728(雍正6)-1804(嘉慶9)
中国,清(しん)代中期の学者。字(あざな)は暁徴,辛楣(しんび)。号は竹汀(ちくてい)。嘉定(かてい)(上海(シヤンハイ)市嘉定県)の人。22歳で蘇州(そしゆう)(江蘇省呉県)の紫陽書院に学び,呉郡の名儒恵棟(けいとう)に知られる。・・・
モンゴル語にも通じ『元史』の誤りを修正した『元詩紀事』を著したのは伝わらないが,清朝史学の方法を確立したものといえる『廿二(にじゆうに)史考異』(1794),『潜研堂金石文跋尾(ばつび)』がある。『十駕斎(じゆうがさい)養新録』(1805)はすぐれた読書考証の劄記(さつき)(札記)。集は『潜研堂文集』50巻(06),『詩集』20巻(1770,続1806)。幼いときから詩才をあらわし早年に呉中七子の冠として人々にその詩が誦(しよう)せられたが,彼は詩人の名の立つことを好まなかった。しかも生涯の作は清朝学人の詩の典型を成す。詩には,史学に必要な才・学・識の三長に情を加えた四長がほしい,と彼はいう。平生の著述を集成した『潜研堂全書』がある。伝は『清史稿』巻487。
中国文化史大事典 / 尾崎雄二郎, 竺沙雅章, 戸川芳郎編集代表 東京 : 大修館書店 , 2013 ISBN:97844690128
p.727 せんたいきん 【銭大昕】
中国学芸大事典 近藤春雄著 大修館書店 1978 ISBN:4469032018
p.449 せんだいきん 【銭大昕】
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 中国 (222 9版)
- 中国文学 (920 9版)
- 詩歌.韻文.詩文 (921 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 銭大昕 せんたいきん
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000137774