レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年10月02日
- 登録日時
- 2013/10/02 23:27
- 更新日時
- 2013/10/03 22:32
- 管理番号
- 20131002-5
- 質問
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解決
馮夢龍について知りたい。
- 回答
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馮夢龍(ふうぼうりゅう) Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E9%A6%AE%E5%A4%A2%E9%BE%8D%EF%BC%88%E3%81%B5%E3%81%86%E3%81%BC%E3%81%86%E3%82%8A%E3%82%85%E3%81%86%EF%BC%89/ (2013/10/02確認)
(1574―1645)
中国、明(みん)末の学者。字(あざな)は猶龍(ゆうりゆう)、耳猶(じゆう)など。号は姑蘇詞奴(こそしど)、顧曲山人、詹詹(せんせん)外史、墨憨斎(ぼくかんさい)主人など。呉県(江蘇(こうそ)省)の人。1635年に福建省寿寧県の知事となり、抗清(しん)強硬論を唱え、やがて明室の滅亡に殉じたと伝えられる。・・・
馮夢竜 【ふうぼうりゅう】 コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E9%A6%AE%E5%A4%A2%E7%AB%9C (2013/10/02確認)
世界大百科事典 第2版
ふうぼうりゅう【馮夢竜 Féng Mèng lóng】 1574‐1646
中国,明代の文学者。〈ふうむりゅう〉〈ふうぼうりょう〉とも読まれる。字は猶竜または子猶,号は墨憨子,顧曲散人など多数。蘇州の人。明代後期の蘇州を中心とする江南地帯では,商業経済の発達による市民階層の台頭が見られ,戯曲,小説など従来等閑視されていた分野を評価する新しい文学運動が起きたが,彼はその運動の中心的人物の一人である。作品には,宋・元以来の短編小説を編集した《喩世明言》《警世通言》《醒世恒言》の《三言》(三言二拍),前人の作品を増補した《新列国志》《平妖伝》,戯曲集の《墨憨斎伝奇》,民間の歌謡を整理した《掛枝児》《山歌》のほか,《智囊(ちのう)》《笑府》《情史》などがある。
世界文学大事典
馮夢龍 【ふう・ぼうりょう/フォン・モンロン】
Feng Meng long
中国 1574(万暦2)-1646(順治3)
中国,明(みん)末の文人。戯曲,小説をはじめとする通俗文学の作者,編者として知られる。字(あざな)は猶龍(ゆうりよう)。ほかに子猶,耳猶。書斎の名を墨憨斎(ぼくかんさい)という。また筆名として龍子猶,姑蘇詞奴(こそしど),香月居顧曲散人,茂苑野史氏(もえんやしし),七楽生など多数。蘇州長洲(ちようしゆう)県の人。その出自については詳(つまび)らかではないが,自らの編んだ『寿寧待志』に「馮夢龍(ふうぼうりよう),呉県籍長洲県人」と記しており,その家は,もともと農村(呉県)に屋敷をかまえる地主(郷居地主)であったものが,蘇州城内(長洲県)に住むいわゆる城居地主になったものと考えられる。城内の家は,東南隅の葑門(ほうもん)の付近にあった。馮夢龍は3人兄弟の2番目にあたり,兄夢桂(ぼうけい)は絵画に,弟夢熊(ぼうゆう)は詩に秀で,〈呉下三馮〉と称され,なかでも馮夢龍は〈三馮の首〉といわれた。・・・
中国文化史大事典 / 尾崎雄二郎, 竺沙雅章, 戸川芳郎編集代表 東京 : 大修館書店 , 2013 ISBN:97844690128
p.1057 ふうぼうりょう 【馮夢龍】
中国学芸大事典 近藤春雄著 大修館書店 1978 ISBN:4469032018
p.684 ふうむりゅう 【馮夢龍】
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 中国 (222 9版)
- 中国文学 (920 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 馮夢龍
- 三言
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000137742