レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/4/9
- 登録日時
- 2016/07/30 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:32
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000381
- 質問
-
解決
【世界最古の文学作品について】 世界最古の文学作品は何か。ギルガメシュ物語で正しいのか。玉川図書館にあるか。他にあるのなら、それも読みたい。
- 回答
-
『集英社世界文学事典』(112327552)p.424「ギルガメシュ叙事詩 古代メソポタミアの神話文学。(中略)前1500~前1000年ごろにアッカド語で編述され、楔形文字粘土書板に記されて伝えられた」
『日本大百科全書 7』(11074156)p.168「ギルガメシュ物語 バビロニアの叙事詩。世界最古の文学作品といわれ」
『古代オリエント事典』(112633500)p.226「文学作品として論じうるシュメール語の文献はグデア円筒碑文(前3千年紀末)が最初」ただし、原文が書かれたものは見つからなかった。
『世界最古の物語』(129090831)「バビロニアの物語」p.30-「ギルガメシュの冒険」
『シュメール文明』(11012534)p.39「文学作品の最初の宝庫-多分、人類最古の文庫の一つ-が、1889年から90年の間に、メソポタミアの聖都ニップールで発掘された」一例として、p.41-49に叙事詩「〈エンメルカールとアラッタの王〉」の本文と解説が掲載されている。
『バビロン』(112741052)p.14「同時期(前12世紀末頃)にバビロンの学者によって『創成神話』、あるいは書き出しの語をもって著作の呼称とするメソポタミアの慣習により『エヌマ・エリシュ』として知られる長大な断章が編纂された。マルドゥクおよび宇宙の中心たるバビロンを讃えた文書である。七枚の書板からなるこの長文叙事詩には、マルドゥクが絶対的な権力を獲得し、地上のバビロンの原型となった天上のバビロンを建設したと述べられている」 p.34「「ハンムラビ法典」(中略)文学作品でもあり、法律の手引書でもあり」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 文学 (9 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000195434