レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年11月30日
- 登録日時
- 2018/03/24 15:39
- 更新日時
- 2018/03/27 15:45
- 管理番号
- 0000110710
- 質問
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解決
井上勝、山尾庸三、遠藤謹助の口語一人称が知りたい。判らなければ、当時の山口県人の一般的なものでもよい。
- 回答
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山尾については、下記資料1に、山尾庸三の談話として、「山尾子爵談片-指字に就いて-」(「聾唖界」(大正5年1月))の一部を収録しており、そこでは「俺」という呼称が用いられている。また、データベース「ヨミダス歴史館」にて「山尾庸三」で検索したところ、「読売新聞」1889年(明治28年)5月4日付朝刊2面に監獄協会発会の際の山尾の祝辞が収録されており、そこでは「我輩」という呼称が用いられている。
井上については、「ヨミダス歴史館」によると、「読売新聞」1895年(明治28年)8月4日付朝刊1面の「戦後経済談(十七)」で「余」という呼称が用いられている。
なお、遠藤謹助については、本人の談話等を見つけることができなかった。
参考までに、資料2には、同時代人である井上馨の談話が収録されており、「私」(よみは不明)という呼称が用いられている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 方言.訛語 (818 9版)
- 参考資料
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1.松岡秀隆 著 , 松岡, ひでたか, 1949-. 山尾庸三 : 日本の障害者教育の魁. 松岡秀隆, 2014.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025816245-00 , ISBN 9784877876173 (p37) -
2.沢田章 編 , 沢田, 章, 1876-1934 , 沢田, 章, 1876-1934 , 中央新聞社. 世外侯事歴維新財政談. マツノ書店, 2015.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027003827-00 (p49,62)
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1.松岡秀隆 著 , 松岡, ひでたか, 1949-. 山尾庸三 : 日本の障害者教育の魁. 松岡秀隆, 2014.
- キーワード
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- 山尾, 庸三, 1837-1917
- 井上, 勝, 1843-1910
- 遠藤, 謹助, 1836-1893
- 日本語--方言--山口県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000233116