レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年11月10日
- 登録日時
- 2019/12/02 00:30
- 更新日時
- 2019/12/12 14:37
- 管理番号
- 秋田-2369
- 質問
-
解決
ことわざの「地震雷火事おやじ」について、本来は「地震雷火事おおやまじ」という説がある。「おおやまじ=大山風」とは台風のこと。秋田県において、「地震雷火事おやじ」をどのように説明をしているかわかる資料はあるか。
- 回答
-
秋田県関係資料では、「地震雷火事おやじ」について説明された資料は確認できず。
その他、秋田県に限定されていないが「地震雷火事おやじ」についての説明が記載された資料は下記のとおり。
『岩波ことわざ辞典』(時田昌瑞/著、2000.10、R388.8/トイ/)資料番号:121660971
p287 「地震雷火事親父」の項目より
「柳荒美談後編」(巻一九)にて地震雷火事風親父と風も入っていた旨の記載あり。
『小学館ことわざを知る辞典』(北村孝一/編、小学館、2018、813.4/キシ)資料番号:123901688
→ P152「地震雷火事親父」の項目より
表現が収録されている最も古い文献は「尾張童遊集」(1831)で、江戸後期に名古屋近辺の子どもたちが声をそろえて口ずさんでいた旨の記載あり。「親父」は、名手などをさしたとする説の記載もあり。
- 回答プロセス
-
NDC分類388(民話)及びNDC分類810(日本語)の書架をブラウジング。
下記資料に該当のことわざについて記載あり。
『岩波ことわざ辞典』(時田昌瑞/著、2000.10、R388.8/トイ/)資料番号:121660971
p287 「地震雷火事親父」の項目より
「柳荒美談後編」(巻一九)にて地震雷火事風親父と風も入っていた旨の記載あり。
『小学館ことわざを知る辞典』(北村孝一/編、小学館、2018、813.4/キシ)資料番号:123901688
→ P152「地震雷火事親父」の項目より
表現が収録されている最も古い文献は「尾張童遊集」(1831)で、江戸後期に名古屋近辺の子どもたちが声をそろえて口ずさんでいた旨の記載あり。「親父」は、名手などをさしたとする説の記載もあり。
その他、調査資料は下記のとおり。
×『秋田ことば新考』(三木藤佑/著、1998.10、811/ミア/郷)資料番号:124213158
×『俚諺辞典』(熊代彦太郎/編、金港堂書籍、1906、27/43)資料番号:112213020
×『諺語大辞典』(藤井乙男/編、有朋堂、1915、38-E341/9)資料番号:111407870
×『秋田県史、民族・工芸編』(秋田県/編、秋田県、1978、210/アア/8)資料番号:111327409
×『秋田県の迷信、俗信』(東北更新会秋田県支部/編、みしま書房、1972、387/トア/郷)資料番号:124215021
×『地方別方言語源辞典』(真田信治/編、東京堂出版、2007、R818.0/サチ/)資料番号:122728512
×『秋田弁あれこれ 総集編』(河田竹治/著、大館孔版社、1976、A818/45/)資料番号:111594479
×『あきた弁大講座』(あゆかわ のぼる/著、無明舎出版、1990、A818/77/)資料番号:111999280
×『秋田のことわざ ガッコほめらば』(北条忠雄/著、1978、A814/8/)資料番号:111998787
- 事前調査事項
- NDC
-
- 歴史 (2)
- 社会科学 (3)
- 言語 (8)
- 参考資料
-
- 岩波ことわざ辞典時田 昌瑞/著岩波書店
- 小学館ことわざを知る辞典北村 孝一/編小学館
- キーワード
-
- ことわざ(コトワザ)
- おやじ(オヤジ)
- おおやまじ(オオヤマジ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000269493