レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年03月19日
- 登録日時
- 2015/01/16 18:24
- 更新日時
- 2016/03/13 13:56
- 管理番号
- 埼熊-2014-095
- 質問
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解決
古代の朝鮮半島にあった国家「百済」について、なぜこの漢字で「くだら」と読むのか。また、読みと漢字はどのように対応するのか。
- 回答
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以下の資料に該当する記述があった。
1 読みについて
『世界大百科事典 2005年改訂版 8』(平凡社 2005)
p102「くだら 百済」の項に、「〈ひゃくさい〉と音読するのが一般的であるが、日本では大村などを意味する朝鮮の古語を訓読して〈くだら〉と呼びならわしている。」とあり。
『国史大辞典 4』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1984)
p801「くだら 百済」の項に、「その由来はまだ知られていない。そこに日本と百済との歴史的関係の謎が秘められているのかもしれない。」とあり。
2 読みと漢字の対応について
以下の資料の文中にルビがあり、いずれも漢字二文字に均等に振られていた。
『日本史大事典 5』(平凡社 1993)
p755-756「馬韓」、p1329-1330「夫余」の項
『日本歴史大事典 3』(小学館 2001)
p361「馬韓」、p597「扶余」の項
- 回答プロセス
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辞典類を調査した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 朝鮮 (221 9版)
- 音声.音韻.文字 (811 9版)
- 参考資料
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- 『世界大百科事典 2005年改訂版 8』(平凡社 2005) , ISBN 4-582-03200-1
- 『国史大辞典 4』(吉川弘文館 1984) , ISBN 4-642-00504-8
- 『日本史大事典 5』(平凡社 1993) , ISBN 4-582-13105-0
- 『日本歴史大事典 3』(小学館 2001) , ISBN 4-09-523003-7
- キーワード
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- 朝鮮-歴史-百済
- 音韻 (漢字)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 地名
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000166268