レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/02/13
- 登録日時
- 2014/03/13 00:30
- 更新日時
- 2014/04/04 13:41
- 管理番号
- 6000014822
- 質問
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解決
アルプス山脈のマッターホルンに初めて登ったというウィンパーという人物のグループが帰りに遭難した顛末がわかる本はあるか。
- 回答
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『観光大国スイスの誕生』(平凡社)などに、ウィンパーらのマッターホルン登頂と帰路の事故についての記載があり。
- 回答プロセス
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人物辞典の書架を探す。
『世界人物逸話大事典』(角川書店)p127に「ウィンパー」の項目があり。ウィンパーの経歴と、1865年7月マッターホルン登頂に成功するが下山の途中に隊員4人が転落死したとの記載などがあり。著書『アルプス登攀記』にそのときのことが書かれているとのこと。
『岩波-ケンブリッジ世界人名辞典』(岩波書店)p111「ウィンパー」には1865年にマッターホルンを征服した際パーティーのうち4名が墜落死したとの記載があり。
『世界伝記大事典 世界編2 ウィ-オ』(ほるぷ出版)p100-102「ウィンパー」にウィンパーの伝記があり、その中でマッターホルン下山時の事故についてもふれられている。
さらに「アルプス 歴史」「アルプス 登山」のキーワードで所蔵資料を検索。
『ヨーロッパアルプス登山・ハイキング』(本の泉社)p24「アルプス登山の歴史」に、マッターホルンをウィンパーたちが登ったのが1865年とあるが、詳細は載っていない。
『観光大国スイスの誕生』(平凡社)p111-114「マッターホルンの悲劇」に、1865年に登山家エドワード・ウィンパーがスイスで2番目に高い山であるマッターホルンに初登頂したが、下山の際ロープが切れて4名が転落死したなどの記載があり。ウィンパーには著書『アルプス登攀記』『マッターホルン登頂』があるとのこと。
これらを見ていただくとともに、『アルプス登攀記』上下(岩波書店)は当市に所蔵があったため取り寄せて提供した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 戸外レクリエーション (786 9版)
- 参考資料
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- 『世界人物逸話大事典』 朝倉 治彦/編 角川書店
- 『岩波=ケンブリッジ世界人名辞典』 デイヴィド・クリスタル/編集 岩波書店
- 『ヨーロッパアルプス登山・ハイキング』 金原 富士子/著 本の泉社
- 『観光大国スイスの誕生』 河村 英和/著 平凡社
- 『世界伝記大事典 世界編 2』 ほるぷ出版
- 『アルプス登攀記 上』 エドワード・ウインパー/著 岩波書店
- 『アルプス登攀記 下』 エドワード・ウインパー/著 岩波書店
- キーワード
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- エドワード・ウィンパー(エドワード・ウィンパー)
- 登山(トザン)
- アルプス(アルプス)
- マッターホルン(マッターホルン)
- 遭難(ソウナン)
- 歴史(レキシ)
- スイス(スイス)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000150547