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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
岐阜県図書館 (2110001)管理番号
(Control number)
岐県図-1004
事例作成日
(Creation date)
2008年08月05日登録日時
(Registration date)
2008年10月16日 13時18分更新日時
(Last update)
2008年10月16日 13時18分
質問
(Question)
「ベロ藍」について調べている。1.どんな色なのか 2.正式名、別名は 3.最初に取り入れたと考えられる人は。
回答
(Answer)
1  『色彩用語事典』(東京大学出版会,2003 一般:757.3/シ)では、以下のとおり記載されている。
「江戸時代後期にオランダ経由で輸入され、葛飾北斎や歌川広重など江戸後期の浮世絵師たちに好まれた明るい色調の青い絵の具で、プルシャン・ブルーの当時のよび名。近代に開発された化学技術で新しく人工的につくられた顔料としては、最も古いもの。」 

2  名称は上記の通り「プルシャン・ブルー」。また、同資料には以下の記載もあった。
「ベロ藍の名は、ベルリンの藍色からできた名称で一般的には、「ベロ」または「ベルリン・ブルー」ともよばれた。色の幅を表す「濃べろ、花色べろ、石青べろ」の名称が江戸時代の『絵本彩色通』(葛飾北斎著、1848年)に見られる。「ベロ藍」は、明治以降の名称といわれている」
 また『日本大百科全書』(小学館,1989 参考:031/ニ)では、「ベロ藍」の記載はなかったが、「紺青(こんじょう)」を見出しとして、「プルシアンブルー」「アイアンブルー」「ミロリーブルー」の呼称が紹介されている。

3  「最初に取り入れた」というのが、ベロ藍を発見した人物か、絵画に取り入れた人物かがはっきりしなかったが、両者について調査。
 『色彩用語事典』によると、発見した人については「ベルリンで染色、塗料関係に従事していたディースバッハと錬金術師ディッキペルにより、1704年頃に、フローレンスレーキンという赤い顔料をつくろうとして偶然発見された青色顔料である」とある。
 絵画に取り入れた人物については、R・Jゲッテンスほか『絵画材料事典』(美術出版社,1999 一般:724/ゲ)によると、「最も古い絵画例は、J.E.ラ・ファルク作の1770年の年号があるものであるが、18世紀後半及び19世紀にはごくありふれたものになっている」とあった。

5  日経ビジネスオンラインのウェブサイトにも情報あり。「カオスを描いた北斎の謎 第8回 ベロ藍を手に入れた北斎」( http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070725/130675/  2008年9月確認)
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
絵画材料.技法  (724 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000048075解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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