レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20200511
- 登録日時
- 2020/10/06 00:30
- 更新日時
- 2020/11/03 14:35
- 管理番号
- 0000201400
- 質問
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解決
柔道家の古賀残星について教えてください。
1.柔道歴と主な戦績(特に佐賀師範時代を中心に)
2.文士としての主な作品
3.雑誌『九州文学』の中の残星の文章(詩を含む)
4.柔道普及の功績
5.佐賀師範入学前の学歴
- 回答
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1.「柔道歴と主な戦績」については、当館の調査した資料では、確認できませんでした。
『柔道の習い方』(古賀残星/著)の著者略歴には「講道館柔道高段者」とのみあります。『佐賀柔道物語』(相良輝行/著)には、千住嘉代治が育成した門人として「古賀又作(後残星)」と記載があるのみです。
2.「文士としての主な作品」については、次の資料に記載がありました。
(1)『佐賀スポーツ人国記』 佐賀新聞社報道部/編 佐賀新聞社 1977年
p.163 「古賀残星と杉町仁市」の項目
「高師では、(略)柔道よりむしろ詩作や同人誌に夢中で、『空に翳す』『煙』の詩集があるが、しだいに専門の柔道を題材とした文筆活動に入り、著作として『黒帯の青春』『嘉納治五郎』『天才永岡十段』などがある。」とあり。
(2)『佐賀の文学』 佐賀の文学編集委員会/編 新郷土刊行協会 1987年
p.244 「古賀残星詩集『空に翳す』(佐賀県立図書館)」とあり。
(3)『柔道の習い方』 古賀残星/著 大泉書店 1953年
p.10 著者略歴に「著書、詩集「空に翳す」小説「嘉納治五郎」「講道館今昔物語」」とあり。
3.「雑誌「九州文学」の中の残星の文章(詩を含む)」については、『九州文学総目次』を確認しましたが、記載はありませんでした。
4.「柔道普及の功績」については、次の資料に記載がありました。
(1)『佐賀スポーツ人国記』 佐賀新聞社報道部/編 佐賀新聞社 1977年
p.163~164 「古賀残星と杉町仁市」の項目「“柔道評論家”として全国を行脚、柔道のポピュラー化には大きな貢献をしている。(略)死後、七段を追贈されている」とあり。
5.「佐賀師範入学前の学歴」については、当館の調査した資料では、確認できませんでした。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289)
- 九州地方 (219)
- 武術 (789)
- 参考資料
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(1)佐賀新聞社報道部 編 , 佐賀新聞社. 佐賀スポーツ人国記. 佐賀新聞社, 1977.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001436324-00 -
(2)佐賀の文学編集委員会 編 , 新郷土刊行協会. 佐賀の文学. 新郷土刊行協会, 1987.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001905237-00 -
(3)古賀残星 著 , 古賀, 残星, 1903-1968. 柔道の習い方. 大泉書店, 1953. (入門百科叢書)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000752890-00
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(1)佐賀新聞社報道部 編 , 佐賀新聞社. 佐賀スポーツ人国記. 佐賀新聞社, 1977.
- キーワード
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- 佐賀県
- 古賀残星
- 柔道
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000287914