レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/06/02
- 登録日時
- 2012/07/20 02:01
- 更新日時
- 2012/12/19 17:12
- 管理番号
- 滋2011-1693
- 質問
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解決
安楽寺石造浮彫宝塔の概要を知りたい。
- 回答
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安楽寺は大津市枝一丁目にあります。『大津の文化財』によりますと、概要は「花崗石に浮彫された宝塔で、総高106cm、幅60cm、厚さ12cm。現在は下方が欠損しているので、当初は少なくとも総高約150cmはあったと思われる。塔身・屋根・相輪(そうりん)の均整がとれ、中世の仏画などにあらわれてくる宝塔の浮彫的表現とでもいえそうである。塔身は、矩形の中に梵字(ぼんじ)を彫り、上部はくびれて屋根を乗せる。屋根の立体的表現も独創的で、相輪は受花(うけばな)や宝珠(ほうじゅ)のほか、鎖を下げたところまで彫り出している。」とあります。また同資料によりますと、制作時期は鎌倉時代で、大津市指定文化財(昭和40年5月6日指定)です。カラー写真あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 石彫 (714 8版)
- 参考資料
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- 1 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98 p.84
- 2 近江文化財全集 上巻 近江史跡会∥編集 近江史跡会 1974年 SB-7000-1 p.149
- キーワード
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- 安楽寺
- 石造品
- 大津市指定文化財
- 仏塔
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000108969