レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年07月05日
- 登録日時
- 2013/07/05 21:11
- 更新日時
- 2013/07/06 13:03
- 管理番号
- 20130705-10
- 質問
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解決
千手観音について知りたい。
- 回答
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千手観音(せんじゅかんのん) Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E5%8D%83%E6%89%8B%E8%A6%B3%E9%9F%B3/ (2013/07/05確認)
観音菩薩(ぼさつ)の変化(へんげ)像の一つ。・・・
詳しくは千手千眼(せんげん)観音という。すなわち五重二十七面の顔と一千の慈眼をもち、一千の手を動かして一切衆生(いっさいしゅじょう)を救うという大慈(だいじ)大悲の精神を具象している。観音菩薩は大きな威神力をもち世間を救済するという期待が、この千手観音像を成立させたと考えられる。・・・
千手観音 【せんじゅかんのん】 コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E5%8D%83%E6%89%8B%E8%A6%B3%E9%9F%B3 (2013/07/05確認)
世界大百科事典 第2版
せんじゅかんのん【千手観音】
サンスクリットSahasrabhuja‐arya‐avalokiteśvaraの訳で,千手千眼観自在とも,あるいは大悲観音,千臂(せんぴ)観音とも称する。変化観音の一つで,千手は慈悲の広大を,千眼は化導の智が円満自在であることを表す。衆生済度にさし伸べる無数の手をもつ観音として,7世紀ころにインドのヒンドゥー教の多面多臂像の影響をうけて成立したと考えられる。しかしインドには作例が見られず,西域,中国,日本においては雑密(ぞうみつ)時代から多くの作例を見うる。
せんじゅかんのん【千手観音】 国史大辞典
梵語Avalokiteśvara-sahasrabhuja-locana
詳しくは千手千眼観世音・千眼千臂観音菩薩などとも称する。この千手観音は一切の衆生を利益し安楽を与える菩薩といわれ、複雑な千手千眼の表現はその広大な誓願の内容を現わしているものである。六観音の一つにあてはめられた場合は、あらゆる人々の苦悩を救済する無限の力があると説かれているため、特に地獄に落ちた者を済度する観音と位置づけられている。正しい像の姿は、その名のとおり体躯に千本の手をそなえ、その一手ずつの掌にさらに一目を現わすのが原則であるが、絵画彫刻とも実際にこうした表現が困難なため、普通は左右四十二臂に作られていることが多い。・・・
目でみる仏像 / 田中義恭, 星山晋也著 完全普及版 東京 : 東京美術 , 2000 4808706873
p.289
千手観音 Sahasra-bhuja
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏像 (718 9版)
- 仏教 (180 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000133344