レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年9月9日
- 登録日時
- 2009/12/29 02:10
- 更新日時
- 2010/01/05 10:25
- 管理番号
- OSPR09090021
- 質問
-
戦前に大阪で活躍した画家の堀寅造について教えて欲しい。
- 回答
-
(1)肥田晧三著「十二段家書房のこと、そのほか」(『新菜箸本撰』第4号(「心斎橋研究」同人 2007年)(p16-17)に、記述あり。「阪急沿線石橋在住」、「終戦後昭和二十年代三十年代にミナミのあちこちの有名老舗の店舗図をさかんに描いた」、「昭和三十年頃、阪急宝塚線大阪行きの車中で堀寅造をよく見かけたが、背の低い口髭の老人で、ホームスパンの舶来仕立ての背広を着た洒落た小さい可愛らしいお爺さんであった」と記載されている。
(2)(1)でも紹介されているとおり、桑島玄二著『現代小説の十年』(計画工房 1990年)の装丁は、堀寅造が描いた「十二段家書房」の店頭(p217)である。ただし、この『現代小説の十年』には、堀寅造についての記述はない。
(3)橋爪節也著『モダン心斎橋コレクション』(国書刊行会 2005年)(p48,218)には、寅造がデザインした「河内洋画材料店」の「画人印」についての記述があり、「ホリトラさん」の愛称で親しまれたとある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- グラフィックデザイン.図案 (727 8版)
- 参考資料
-
- 『新菜箸本撰』第4号(ページ:16-17)
- 『現代小説の十年』(ページ:217)
- 『モダン心斎橋コレクション』(ページ:48,218)
- キーワード
-
- 堀寅造
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 大阪,人物・団体
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000061353