レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/11/01
- 登録日時
- 2018/11/03 00:30
- 更新日時
- 2018/11/07 13:17
- 管理番号
- 滋2018-0023
- 質問
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解決
東近江市能登川地区で「亀文堂」と号し活動していた、波多野氏4代について、それぞれの作風が解説された資料や図録などはないでしょうか。
初代亀文・波多野正平(庄平)は1813年生1892年没です。鉄瓶、花瓶、置物などを鋳造していたようです。
- 回答
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波多野氏四代の作風等が解説された資料について当館所蔵資料で確認しましたが、初代についての記述はいくつかありましたが(内容はほぼ同じ)、二代目以降については見つけられませんでした。
当館所蔵の『工芸図版レファレンス事典 日本・中国・朝鮮』や『日本美術作品レファレンス事典 工芸篇』、『日本美術作品レファレンス事典第2期 陶磁器・工芸篇』(すべて日外アソシエーツ株式会社)でも確認しましたが記載がなく、おそらく美術全集等には作品の写真や解説がないと思われます。
なお、国立国会図書館デジタルコレクションで次の資料が見つかりましたので、ご参考にしてください。
・『日本鋳工史. 第1冊』香取秀真著 郷土研究社 1934年
p.145(コマ番号105)~p.147 秦蔵六の項に波多野庄平の年譜あり。
・『近代工芸名作集 関西篇』山本湖舟写真工芸部編 山本湖舟写真工芸部 1930年
コマ番号137 昭和3年 亀文堂正平(2代目)の作品と解説あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 工芸 (750 8版)
- 参考資料
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- 1 近畿民具 第8輯 近畿民具学会 1984年 5-5600- 84 p.20~24
- 2 能登川町史 能登川高校町史研究委員会∥編 能登川町 1976年 S-2149- 76 p.391~393
- 3 近江神崎郡志稿 下巻 大橋金造∥編 渡辺守順∥増補編 近江神崎郡志稿増補覆刻刊行会 1972年 S-2140-2 p.521~524
- キーワード
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- 亀文堂
- 波多野氏
- 波多野正平
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000245095