レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/02/26
- 登録日時
- 2015/03/25 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:37
- 管理番号
- M15022611370265
- 質問
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「襲(かさね)の色目」についてのイメージがふくらむように、できるだけ図・写真などが大きい、ビジュアルがきれいな資料はないか。
- 回答
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かさねの色目には、一領の衣服の表地と裏地の色合いを指す場合、複数の衣服の重ね着の際の色合いを指す場合がある。「重」「襲」のいずれの漢字も当てられている。(資料によっては前者を「重色目」、後者を「襲色目」と使い分けているものもある。)
『有識故実大辞典』の図版ページには、「装束の色の種類」「重ねの色目」として、布地を使用して表現した写真がある。五衣の重ねの色目である「櫨の匂」「山吹の匂」等が掲載されている。
『千年の色』『譜説かさねの色目配彩考』『日本色彩大鑑(2~4巻が平安時代に該当)』『日本色彩文化史』には実物の布を貼った色見本がある。印刷の色見本は多くの資料があるが、『かさねの色目(1988年)』は大判で見やすい。
『時代衣裳の着つけ』『十二単のはなし』には、現代のものであるが、十二単の構成の説明や実際に着付けた写真が掲載されているので、立体的なイメージがしやすいと思われる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- デザイン.装飾美術 (757 9版)
- 参考資料
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鈴木敬三編『有識故実大辞典』 吉川弘文館,1996,718,130p 図版60p. 参照は133p,図版.
太田耕嗣監修『千年の色』京都 太田工芸,2005, 全3冊.
長崎盛輝『譜説かさねの色目配彩考』京都書院 京都,1987, 全3冊.
松本宗久『日本色彩大鑑』 河出書房新社,1993, 全6冊.
前田千寸『日本色彩文化史』 岩波書店,1983,566,12p,図版32枚.
長崎盛輝『かさねの色目』京都 京都書院,1988,323p.
日本和装教育協会編『時代衣裳の着つけ』 源流社,2007,73p.
仙石宗久『十二単のはなし』 婦女界出版社,1995,263p.
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鈴木敬三編『有識故実大辞典』 吉川弘文館,1996,718,130p 図版60p. 参照は133p,図版.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2015022611300970265
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000169871