レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/02/17
- 登録日時
- 2011/06/01 02:07
- 更新日時
- 2024/03/30 00:34
- 管理番号
- M10030317555555
- 質問
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のらくろが世に出た当時どのくらい人気があったのか参考になる資料はないか。
- 回答
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『日本近代文学大事典』(日本近代文学館編 講談社 1977)によると、「のらくろ」の作者は田河水泡で、昭和6年から『少年倶楽部』に連載された児童漫画であることが記載されている。関係者の証言が掲載してある図書として、『田河水泡』(田河水泡・高見沢潤子著 日本図書センター 2010)、『「漫画少年」物語』(加藤丈夫著 都市出版 2002)、『少年倶楽部時代』(加藤謙一著 講談社 1968)を紹介した。また『日本近代文学大事典』によると『少年倶楽部』は「昭和11年には75万部に達し、日本最大の児童雑誌となるにいたった。」と記述されている。『「少年倶楽部」と読者たち』(岩橋郁郎著 ゾーオン社 1988)には『少年倶楽部』の新年号発行部数(創刊(大正3)~昭和20年まで)がグラフで掲載されており、このグラフを見ると、「のらくろ」の連載期間中の発行部数多かったことがわかる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 漫画.挿絵.児童画 (726 9版)
- 参考資料
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- 日本近代文学館編『日本近代文学大事典 第2巻』東京 講談社,1977,564p.参照はp302. 日本近代文学館編『日本近代文学大事典 第5巻』東京 講談社,1977,461p.参照はp170. 岩橋郁郎著『「少年倶楽部」と読者たち』東京 ゾーオン社1988,160p.参照はp9. 田河水泡・高見沢潤子著『田河水泡』東京 日本図書センター,2010,244p. 加藤丈夫著『「漫画少年」物語』東京 都市出版,2002,274p. 加藤謙一著『少年倶楽部時代』東京 講談社1968,270p.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2010030317593855555
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000086870