レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年06月07日
- 登録日時
- 2017/06/07 11:12
- 更新日時
- 2018/01/10 09:41
- 管理番号
- 名古屋市鶴-2017-009
- 質問
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解決
東京フィルハーモニー交響楽団の前身であるいとう呉服店少年音楽隊について知りたい。
- 回答
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『松坂屋百年史』p.53-54,82、『松坂屋60年史』p.52-53、『松坂屋70年史』口絵写真p.37にいとう呉服店少年音楽隊についての記述があり、『松坂屋50年史』には「思い出の少年音楽隊」として写真が掲載されています。
また、『日本の洋楽 1』p.92-94「名古屋における少年音楽隊」という項目で記述があり、結成当時の入部者も一部掲載されています。
中日新聞平成27年(2015年)10月4日朝刊に元楽隊員 だった故丹羽秀雄氏のアルバムが発見されたという記事が掲載され、その発見を元に「発掘レトロ洋楽館 松坂屋少年音楽隊士の軌跡」という特集が組まれています。(平成27年(2015年)10月10日朝刊~平成28年(2016年)12月3日朝刊(全60回))
- 回答プロセス
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東京フィルハーモニー交響楽団のホームページで沿革を確認したところ、「明治44年(1911年)3月 名古屋の「いとう呉服店(現大丸松坂屋)が少年音楽隊を結成。指導者は沼泰三。」とありました。http://tpo.or.jp/about/(平成29年7月22日最終アクセス)
松坂屋の社史を調査したところ、『松坂屋百年史』p.53-54,82に記述がありました。p.53に「いとう呉服店少年音楽隊変遷図」があり、東京フィルハーモニー交響楽団となるまでの変遷がわかりました。『松坂屋50年史』『松坂屋60年史』『松坂屋70年史』にも、それぞれ記述がありました。
また、吹奏楽・洋楽の歴史から調査したところ『日本の洋楽 1』が見つかりました。
中日新聞データベースで少年音楽隊をキーワードに検索すると、特集が組まれていることがわかりました。
- 事前調査事項
- NDC
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- 器楽合奏 (764 9版)
- 商業経営.商店 (673 9版)
- 参考資料
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松坂屋. 松坂屋百年史. 松坂屋, 2010.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010950368-00 -
松坂屋50年史編集委員会 編 , 松坂屋 被伝者 , 松坂屋50年史編集委員会 , 松坂屋. 株式会社松坂屋50年史. 松坂屋, 1960.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I014153314-00 -
松坂屋60年史編集委員会/編. 松坂屋60年史. 松坂屋60年史編集委員会, 1971.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I068091220-00 -
松坂屋 編 , 松坂屋. 株式会社松坂屋70年史. 松坂屋, 1981.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I014153315-00 , ISBN 4881911015 -
大森盛太郎 著 , 大森, 盛太郎, 1911-1988. 日本の洋楽 : ペリー来航から130年の歴史ドキュメント 1. 新門出版社, 1986.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001848767-00 - 東京フィルハーモニー交響楽団ホームページ http://tpo.or.jp/about/
- 中日新聞記事 平成27年(2015年)10月4日朝刊、平成27年(2015年)10月10日朝刊~平成28年(2016年)12月3日朝刊(全60回)
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松坂屋. 松坂屋百年史. 松坂屋, 2010.
- キーワード
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- いとう呉服店少年音楽隊
- 東京フィルハーモニー管弦楽団
- 松坂屋
- 音楽―名古屋市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000216978