レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/03/15
- 登録日時
- 2019/04/04 00:30
- 更新日時
- 2019/04/04 00:30
- 管理番号
- 6001037575
- 質問
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未解決
昭和8(1933)年から昭和19(1944)年にかけて、天神橋筋商店街の店舗名がわかる地図があれば見たい。
- 回答
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昭和8(1933)年から昭和19(1944)年の範囲で天神橋筋一丁目から六丁目までの商店街すべての店名がわかるような地図は確認できませんでした。
『天神橋筋いまむかし』(遠藤章弘/著 天五会館 1993)に商店街の一部が記載された地図が収録されています。(p.121-124)
・「昭和10年代前半の天神橋筋4丁目北」
・「昭和10年代前半の天神橋筋5丁目」
・「昭和10年代前半の天神橋筋6丁目」
「久次米義夫さんたちが復元した昭和十年前後の天神橋筋四丁目北~天六の地図がある(百二十一~百二十四頁参照)」という形で紹介(p.108)されています。
その他に、一部について知ることができる資料は次の通りです。
・『北区誌』(大阪市北区役所/編集 大阪市北区役所 1955)
第十章「産業と文化」の「商店街・商店会の現勢」の項(p.375-380)に天神橋筋商店街についての記述があり、
昭和10年、と昭和29年の天神橋筋二丁目から六丁目までの店舗数(うち織物被服商の数)の表が掲載されています(p.378-379)。
・『明治前期・昭和前期大阪都市地図』(清水靖夫/編 柏書房 1995.6)
昭和6年に刊行された「五千分一 地番入大阪市図」の復刻が掲載されています。天神橋筋商店街は、p.83およびp.87にあり、個々の土地の地番は分かりますが、店舗名の記載はありません。
・『大日本職業別明細図 北区』(東京交通社 1937)
昭和12年発行の一枚ものの地図で、北区全域が収録されています。一部の店舗のみ店舗名の記載があります(裏面が商工名鑑にとなっており、ここに記載のある店舗のみ地図上に記載がある模様です)。商店街からは少し外れるますが、「新天六食道楽街案内図」と題する店舗図も記載されています。
・『昭和前期日本商工地図集成 第2期 大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀・三重』(地図資料編纂会/編集 柏書房 1987.6)
昭和7年発行の「大日本職業別明細図 北区・旭区・南区」が収録されています。店舗名の記載は、ほぼ銀行のみです。
・『大阪天満卸売市場史』(粟田万一/編集 大阪天満卸売市場仲卸組合連合会 1982)
図版の2頁目に「昭和5年頃之天満市場図解」と題した、昭和5年ごろの天満市場界隈の地図が掲載されています。
天神橋筋商店街の店舗名は記載がありません。北端が天満宮、南端が天神橋、東端が天満橋筋、西端が堺筋です。
・『大阪市店舗分布調査 昭和10年 商業調査』(大阪市役所 1937)
統計表「北区町別店舗数」(p.2-49)に天神橋筋一丁目から六丁目までの「世帯及人口(昭和10年10月1日)」と、店舗総数および業種別店舗数が掲載されています。
・『天神橋筋繁昌商店街』(天神橋三丁目商店街振興組合/編 東方出版 2010)
p.92-100に、「天三商店街、戦後のお店の移り変わり」と題した表が掲載されています。
昭和37(1962)年に天神橋筋三丁目商店街にあったお店が、昭和61(1986)年、平成21(2009)年にどのようなお店に変わったのかわかる対応表になっています。店名と業種がわかるものになります。
〔事例作成日:2019年3月15日〕
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 商業経営.商店 (673 10版)
- 日本 (291 10版)
- 参考資料
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- 天神橋筋いまむかし 遠藤/章弘∥著 天五会館 1993
- 北区誌 大阪市北区役所∥編集 大阪市北区役所 1955
- 明治前期・昭和前期大阪都市地図 清水/靖夫∥編 柏書房 1995.6
- 大日本職業別明細図 東京交通社 1937
- 昭和前期日本商工地図集成 第2期 地図資料編纂会∥編集 柏書房 1987.6
- 大阪天満卸売市場史 粟田/万一∥編集 大阪天満卸売市場仲卸組合連合会 1982
- 大阪市店舗分布調査 昭和10年 大阪市役所 1937
- 天神橋筋繁昌商店街 天神橋三丁目商店街振興組合∥編 東方出版 2010.1
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 大阪
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000254573