レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/5/29
- 登録日時
- 2016/07/29 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M16041515479726
- 質問
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おにぎりを竹皮に包む際の竹皮の処理について知りたい。
- 回答
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「竹」や「包み」、「おにぎり」の本を調査したところ、以下の資料①、②、③に竹皮の処理や竹皮の特徴が記載されていた。
①『包みの文化』には、竹皮の処理について「濡れたふきんで竹の皮をしごいて柔らかく伸ばし、それにおにぎりをのせて、(中略)竹の皮の一部を裂いてこれで縛る。」と記載されている。
②『タケの絵本』には、「モウソウチクの皮は、かたくて短い褐色の毛が生えているよ。だから、ふつうは食べ物を包んだりするためには、うすくて、つるつるして毛のないマダケやハチクの皮が使われてきた」と竹皮の特徴が紹介されている。
③データベース「ルーラル図書館」で「おにぎり 竹皮」をキーワードに検索を行うと、『食農教育2009年1月号』がヒットした。「竹皮おにぎりの包み方」というコラムには、「包装材に向いているのはマダケ。薄く毛のない皮が特徴」と記載されている。また、竹皮の処理について、「竹の皮は乾燥させて保存しておけば、劣化すことはない。使うときは水洗いをして、ふきんでふくとすぐ柔らかくなる。」と記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 森林立地.造林 (653 9版)
- 参考資料
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額田巌『包みの文化』 東洋経済新報社,1985,204p. 参照はp.55.
うちむら えつぞう『タケの絵本』 農山漁村文化協会,2006,36p. 参照はp.21.
手塚恒人「竹の皮で包んだおにぎりはなぜうまいか?」『食農教育』,2009年1月号,p.55.
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額田巌『包みの文化』 東洋経済新報社,1985,204p. 参照はp.55.
- キーワード
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- 竹皮
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016041515444879726
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000195347