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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
県立長野図書館 (2110021)管理番号
(Control number)
県立長野-16-035
事例作成日
(Creation date)
20170124登録日時
(Registration date)
2017年01月14日 14時45分更新日時
(Last update)
2017年01月29日 09時51分
質問
(Question)
長野県における木地師の歴史、木地師の根源地といわれる永源寺(君ケ畑・蛭谷地区)との関係、現況などが記載されている書籍、論文、雑誌記事、新聞記事、また長野県内の市町村史で「木地師(木地屋)」に関する内容が記載されているもの、博物館等で木地師に関係する展示などが開催されたことがあればその内容を教えて欲しい。
回答
(Answer)
1〈書籍〉
 ア『木曽谷の木地屋 第1集(木曽文庫)』 楯 英雄/著 寝覚宿  1980 【N754/4/1】
   p29~p36「木曽谷における木地屋の歴史と動向」

 イ『東海と伊那;商品流通と政治・文化交流』正木敬二/著  正木敬二/発行 1978 【N240/28】
   p23~p31「木地屋」先述の「蛭ケ谷氏子木地屋(筒井公文処氏子駈帳)」

 ウ『谷の思想』武田太郎/著 角川書店 1978 【N911/318】
   p278~p295「木の変幻、木地屋」

 エ『木地屋集落;系譜と変遷』 田畑 久夫/著  古今書院 2002 【384.38/タヒ/】
   p249~259「信濃における木地屋集落の変遷 -長野県木曽郡南木曽町漆畑の場合-」

 オ『続信濃民俗記』 向山 雅重/著  慶友社 1969 【N380/10/2】
   p96~121「木地師大蔵政弥老聞書-木曽漆畑抄記ー」

 カ『東山道の景観と変貌』 山田 安彦/編 古今書院  1991 【N682/123】
   p108~111「「氏子狩帳」よりみた信濃の木地屋分布」
   p111~117「木地屋集落漆畑の変貌」ムラヅクリのプロセス・定着後の展開・まとめ


上記以外の調査済み資料
『きじや;轆轤師制度の研究』 杉本 寿/著 未来社 1984 【384.35/スヒ/】p130~184 第3章「第1節 信濃地方」詳細な内容
『信州秋山郷 木鉢の民俗』 日本木地師学会/編 川辺書林 2010 【N384/54】
『南木曽の木地屋の物語』 松本 直子/著  未來社 2011 【N384/55】
『深山秘録;伊那谷の木地師伝承』 松山 義雄/著  法政大学出版局 【N754/8】
『信濃の木地師』 宮下 慶正/編著 ぎょうせい 【N754/11】


2〈市町村誌〉
 ア『上村史 歴史編』 上村史刊行委員会/編 上村史編纂委員会 2008 【N243/259/2】
   p214~p225第3章5節「7上村山に入山した木地師」p216「上村山の木地師廻国年と居住地域一覧表」掲載あり。

 イ『伊賀良村史』 伊賀良村史編纂委員会/編  伊賀良村史刊行会 1973 【N243/82】
   p506「木地師」

 ウ『高遠町誌 上巻 歴史2』 高遠町誌刊行会/編 高遠町誌編纂委員会 1983 【N242/79/1-2】
   p110~118「木地師」

 エ『駒ヶ根市誌 近世編2』 駒ヶ根市誌編さん室/編 駒ヶ根市 1992 【N242/61-2/2】
   p232~236 「木地師と村持山」

 オ『南相木村誌 南相木の民俗習俗』 南相木村教育委員会/編 南相木村 2003 【N223/11b/1】
   p167~168「木地師(木地屋、ろくろし)

 カ『佐久町誌 歴史編2 近世』佐久町誌刊行会/編 佐久町誌刊行会 2005 【N223/48/3-2】
   p372~375「木地師」

 キ『辰野町誌 歴史編』 辰野町誌編纂専門委員会/編 辰野町誌刊行委員会 1990 【N242/108/3】
   p793~797「横川山の木地師」

 ク『浪合村誌 上巻』 浪合村誌編集委員会/編 浪合村誌刊行会 1984 【N243/176/1】
   p455~p461「木地師の入山」

 ケ『平谷村誌 上巻』 平谷村誌編纂委員会/編 平谷村誌刊行委員会 1996 【N243/171/1】
   p353~366「木地師の入山」

 コ『天龍村史 上巻』 天龍村史編纂委員会/編 天龍村 2000 【N243/204/1】
   p1166~1177「木地師」

 サ『泰阜村誌』 泰阜村誌編さん委員会/編 泰阜村 1984 【N243/134/1】
   p298~302「木地師」

 シ『売木村誌 下巻』 売木村誌編纂委員会/編 売木村誌刊行委員会 2006 【N243/231/2】
   p134~135「明治の木地師たち」

 ス『豊丘村誌 上巻』 豊丘村誌編纂委員会/編 豊丘村誌刊行会 1975 【N243/87/1】
   p494~514「木地師」

 セ『大鹿村誌 上巻』 大鹿村誌編纂委員会/編 大鹿村誌刊行委員会 1984 【N243/142/1】
   p559~575「木地師の入山」

3〈雑誌〉
(1)『伊那』 伊那史学会
  ア 第44巻2号(1996/02) 19960201
    木地師物語 内容著者 桜井 伴/著

  イ 第39巻3号(1991/03) 19910301
    飯田椀と木地師の今昔(下) 内容著者 桜井 伴/著

  ウ 第39巻1号(1991/01) 19910101
    飯田椀と木地師の今昔(上) 内容著者 杉本 寿/著

  エ 第28巻5号―第28巻8号(1980/0 19800501 19800801
    西筑摩郡神坂村細野山中の木地師墓 内容著者 杉本 寿/著

  オ 第25巻1号―第25巻4号(1977/0 19770101 19770401
    木曽地方の木地師制度(一) 内容著者 杉本 寿/著
    木曽地方の木地師制度(二) 内容著者 杉本 寿/著

  カ 第22巻9号―第22巻12号(1974/ 19740901 19741201
    下伊那の木地師制度 五 内容著者 杉本 寿/著

  キ 第22巻5号―第22巻8号(1974/0 19740501 19740801
    下伊那の木地師制度 一 内容著者 杉本 寿/著
    下伊那の木地師制度 二 内容著者 杉本 寿/著
    下伊那の木地師制度 杉本 寿/著

  ク 第344号―第349号(1957/01) 19570101 19570601
    木地師大蔵政弥老手記 内容著者 向山 雅重/著
    野辺山の木地屋 内容著者 平沢 清人/著
    木地屋の生活 内容著者 今井 源四郎/著
    木地屋の墓と三峰さま 内容著者 井深 勉/著
    木地屋と上伊那 内容著者 北村 勝男/著

(2)『伊那路』 上伊那郷土研究会
  ア 第54巻第10号(2010/10)  20101010
    辰野町立立川島小学校所蔵の木地師資料   福島 永/著

  イ 第37巻2号(1993/02) 19930215
    木地師資料館   櫻井 建樹/著
    木地師のふるさとを尋ねて   矢沢 光子/著
    永源寺  中村 久平/著
    永源寺にて  湯沢 千秋/著
    木地師の故郷と信楽焼訪ねて   唐澤 嘉幸/著

  ウ 第35巻1号(1991/01) 19910115
    中田切木地師探索と伊那木地師没落考  矢野 路雄/著

  エ 第30巻1号―第30巻6号  19860115 19860615
    十八・九世紀における上伊那地方木地師の足どり  宮下 慶正/著
    中沢(駒ケ根市)の木地師  宮下 慶正/著

  オ 第16巻7号―第16巻12号  19720715 19721215
    木地師をたずねて(三)  宮下 慶正/著

  カ 第15巻7号―第15巻12号  19710715 19711215
    木地師をたずねて(二)  宮下 慶正/著

  キ 第12巻1号―第12巻6号  19680115 19680615
    川島木地師屋敷跡調査記  渡辺 義夫/著

(3)『千曲 ―ふるさとに学ぶ―』 東信史学会 上田
    第10号―第12号(1976/09) 19760901 19770225
    轆轤木地師のあれこれ  鷹野 一弥/著

(4)『長野』 長野郷土史研究会
    第213号2000の5(2000/09) 20000901
    木地師の参詣と宿泊費  小林 計一郎/著

(5)『木地師研究』 日本木地師学会 1985~ 発行:不定期 創刊号~第205号(欠号あり)
    この雑誌には次に紹介するものの他にも長野県に関する記事が多々あります。
 
ア 第200号 平成26年7月30日発行 p15「長野県下伊那郡豊村(売木村)の大蔵多兵衛についての聞き書き」長野県阿南町鈴ケ沢 大蔵茂/著

イ 第194・195号 平成2512月10日発行 p14~18「長野県飯田市における、大蔵・大倉・小椋・小倉姓についての聞き書き」楯 英男/著

ウ 第157号 平成15年7月5日発行 p1~5「観光産業の導入を契機とした木鉢制作の展開(2);長野県栄村秋山郷における木鉢職人の事例から 井上  卓哉/著

エ 第156号 平成15年6月5日発行 p1~6「観光産業の導入を契機とした木鉢制作の展開(1);長野県栄村秋山郷における木鉢職人の事例から 井上  卓哉/著

オ 第152号 平成14年10月30日発行 p17「信州りんごの故郷 長野県三水村 りんご博物館へ、りんごの挽物作品を」(木地師学会会員の方々が挽  いた「挽物のりんご作品」の作品の展覧会をりんご博物館で開催ができたらというメッセージが掲載されています)

カ 第151号 平成14年9月30日発行 p9~13「宮下慶著 南アルプス山麓の枝折 長野県下伊那郡豊丘村萩野の筒井木地師探訪 刊行された文献にみ  る木地師の紹介」この地方の木地師の歴史が記載されている。
 
キ 第145・146号 平成13年12月10日発行 p12~17「長野県遠山谷上村の木地師(一)」 楯 英雄/著

ク 第113・114号 平成8年9月1日発行 p5~9「長野県下伊那郡大鹿村鹿塩北川における小椋浜太郎家の歴史と人々」筒井みち子/著
  第74号別冊号 平成4年4月1日発行 「志賀高原山麓長野県山ノ内町奥信濃轆轤細工特集号」

ケ 第74号別冊号 平成4年4月20日発行
  p2~4「西脇佳三氏個展ご来館お礼特集号」平成4年3月24日~29日に「ギャラリー82」で開催された下高井郡山ノ内町の工芸家の個展について
  p5~6「西脇佳三さんの作品…を終えて」近江(滋賀県永寺町)発祥の長野県内の木地師の居住地がざっくりと紹介されとり、昭和になってから他の  分野の人も木地師に弟子入りするようになったこと、および西脇さん在住の山ノ内町は志賀高原を超えた草津温泉ではないかとの記載があります。こ  れについては「木地師研究」第74号p8~21「「志賀高原山麓長野県山ノ内町奥信濃轆轤細工」楯英雄/著 のなかで近江(滋賀県永寺町)発祥の大  蔵・小椋木地師の伝統技術を草津や山ノ内町周辺の町木地師が受け継いで現在に至ったものと思われるとあります。

4〈新聞記事〉
 信濃毎日新聞データベース キーワード:「木地師」 期間:2010年1月1日~2017年1月20日
 ※(現況)(歴史)以下の記載は記事の説明です。
 
 ア 2016(平成28)年4月8日(金) 朝刊26ページ 中信2面 6版
   南木曽・暮らしの未来(下)=地元の木使った製品…探るファンづくり 人材育成や情報発信、期待  (現況)轆轤をまわす職人のカラー写真掲   載

 イ 2016(平成28)年4月2日(土) 朝刊26ページ 中信2面 6版
   木目生かす木地師の技 南木曽の故小椋さん作品展、始まる 木曽の興禅寺宝物殿で
   (展示会)作品とそれを見る住職のカラー写真掲載

 ウ 2015(平成27)年8月13日(木) 朝刊24ページ 広域1面 6版
   妻籠の屋根板、料理照らす ふき替え後漆塗りプレートに加工 南木曽商工会試み 飲食店で利用へ (現況) 作業する小椋さんの写真掲載

 エ 2013(平成25)年11月9日(土) 朝刊28ページ 飯伊2面 6版
   談話室=宮原勝さん アマチュア作家に喜びを 
   (展示会) 作業する宮原さんのカラー写真掲載

 オ 2013(平成25)年10月31日(木) 朝刊22ページ 中信2面 6版
   13信州の名工・中信地方=漆器工 荻村幸稔さん 漆の可能性…挑戦続け
   (現況) 漆塗のギターを持つ荻村さんのカラー写真掲載

 カ 2012(平成24)年11月21日(水) 朝刊32ページ 飯伊2面 6版
   「木地師の伝承」映像祭で選奨 伊那ケーブルテレビ、3年連続の入賞
   (映像の内容:歴史・現況)

 キ 2012(平成24)年11月8日(木) 朝刊27ページ 広域2面 6版
   12現代の名工 木地師・村地忠太郎さん 伝統のへぎ目細工守る
   (現況)仕事場の村地さんのカラー写真掲載

 ク 2012(平成24)年9月20日(木) 朝刊19ページ テレビ2面 M2版
   制作だより=TSB「里山大回廊をゆく第11集『木の声を聴く95歳』」
   (映像の内容:歴史・現況)作業する村地さんの顔カラー写真掲載

 ケ 2012(平成24)年5月9日(水) 朝刊23ページ 中信1面 6版
   木曽・興禅寺に木地師の遺作 長男ら42点寄贈 「多くの人の目に」
   (現況)小椋栄一さんから寄贈された作品を見る住職他のカラー写真掲載

 コ 2011(平成23)年4月29日(金) 朝刊30ページ 飯伊2面 6版
   木曽の伝統木工作品「2人展」 伊那で来月8日まで
   (展示会)伊那市かんてんパパホールでの展示会の様子のカラー写真掲載


5〈展示会など〉

長野県立歴史館に照会したところ以下の企画展を開催したということです
「平成28年度 秋季企画展」
 −文化の十字路− 木曽の宝 開催期間:平成28年9月17日(土)〜11月27日(日)
 木曽地域に伝わる、旧石器時代から現代に至る文化財や美術工芸品100件余りを一堂に展示した。この中に長野県木曽郡南木曽町吾妻漆畑在住の木地師 である小椋榮一氏の作品が氏の略歴のパネルとともに展示された。

「長野県立歴史館」
 〒387-0007 長野県千曲市大字屋代260-6 Tel.026-274-2000 Fax.026-274-3996

南木曽町役場に照会したところ展示会とは少々異なるかもしれませんが以下の催しを行っているということでした。
毎年11月第1土・日曜日に国道256号線沿いで「工芸街道祭」がある。「木地師の里」で国の伝統工芸品である南木曽轆轤細工の製品を展示・販売(5店舗ほど)している。手引き轆轤の実演あり。

「南木曽町役場」〒399-5301 長野県木曽郡 南木曽町読書3668番地1 TEL:264-57-2001


6〈論文〉
 CINII 日本の論文をさがす  http://ci.nii.ac.jp/  「木地師」で検索
 デザイン学研究 (99), 39-46, 1993-09-30 に収録されている論文がヒットしました。
 田中 みなみ , 宮崎 清 , 町田 俊一 
「木地師木工品の生産と流通 : 長野県南木曾町漆畑産地を事例として(<特集>広葉樹の社会経済学(I))」
抄録は以下のとおり
「本稿では、伝統的工芸品の指定の申出書』を素資料として,同資料に記載の使用木材,木材調達経路,木材利用法,椀木地制作,下地処理に関する情報を抽出し,数量化III類により,伝統的漆器産地の型分類を行った。また,木地師・漆工の技術移転に関する資料整理を通して,産地形成の要因を考察した。その結果,以下の点が明らかになった。(1)各産地は,木材の調達経路,および,板物ないしは挽物としての木材適性に依拠しつつ,個々の特性を形成してきた。(2)挽物としての椀木地の木取りと下地処理の点から漆器産地の型抽出が可能だが,技術面におけるこの型分類は,木地用木材の種類・特性とともに,木取り法を左右する木地師の系譜に強く依存している。(3)木地制作技術保持者としての木地師の漂泊・短期滞在によってもたらされた木地づくり・漆工の技術移転は,今日の伝統的漆器産地の基礎的生起要因をなしている」
この論文は下記のURL閲覧可能(PDF)
http://ci.nii.ac.jp/els/110009752893.pdf?id=ART0010245415&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1485066364&cp=
回答プロセス
(Answering process)
1 長野県立図書館OPACで「木地師」検索。ヒットした資料を調査する。またヒットした資料のうち、『木曽谷の木地屋 第1集(木曽文庫)』に引用が  ある資料『谷の思想』他を調査する。
2 「長野県市町村史誌目次情報データベース」 http://misuzu-mokuji.net/ で「木地師」検索。ヒットした郷土史誌を調査する。
3 「信濃毎日新聞データベース」 https://db.shinmai.co.jp/ で「木地師」検索。現況、展示会などの記事をチェックする。
4 「CiNii Articles;日本の論文をさがす/大学図書館の本をさがす-国立情報学研究所」  http://ci.nii.ac.jp/ で「木地師」検索。関連の論  文を確認する。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
木工業.木製品  (583)
森林利用.林産物.木材学  (657)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
木地師
照会先
(Institution or person inquired for advice)
長野県立歴史館
南木曽町役場
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
団体
登録番号
(Registration number)
1000206541解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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