レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年08月20日
- 登録日時
- 2018/08/20 17:20
- 更新日時
- 2018/09/08 19:33
- 管理番号
- 塩尻382
- 質問
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解決
昭和25年頃(1950年頃)の広丘地区の踏切などが載っている地図が見たい。
- 回答
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【資料1】には地図「塩尻地区の国道・県道」があり、お探しの地区のJR路線と国道などの道路が載っていて、塩尻市の昔の様子が分かる。塩尻市が小学校教材として作成した資料なのでお子さんにも分かりやすい。
【資料2】には広丘・吉田地区を含む塩尻市市街地の地図が載っており、道路やJR線路が通る場所が分かる。
【資料3】【資料4】は若干ご希望の時期とずれるが、昭和30年前後の道路・JR路線地図や近くの写真を見ることができる。
- 回答プロセス
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1)利用者インタビュー
「具体的に見たいエリア」「関連する資料はご覧になったことがあるか」を尋ね、以下を確認。
学校の先生が昔の広丘についてプリントを配布。「丘中学校ができた頃に近くの線路に踏切ができた」という話を聞き、踏切名や場所を知りたくなった。(地域としては塩尻市の広丘地区~吉田地区)
場所はJR中央線 広丘駅から吉田の国道19号線沿いのマクドナルドまで歩いたが分からなかった。
市役所に尋ねたところ、図書館を紹介された。
2)蔵書検索
住宅地図は1970年代以降の所蔵のみ。1950年頃の住宅地図やそれに代わる詳細な地図はなかった。
3)書架探索
地域資料で「塩尻市誌」や各地区の公民館などでまとめた「吉田区誌」「野村区誌」を調べたが地図はなし。
郷土資料・塩尻市の資料で、市内の昔の様子が分かる本を2類中心に探した。【資料2】
また、お子さんも理解しやすい本が望ましいので郷土の3類(教育関連)資料も探し、塩尻市が小学生の地理学習用に作成した【資料1】が見つかった。
郷土資料のNDC686 鉄道関連の本に踏切の写真・地図や踏切新設の記述を探したが記載なし。
郷土資料・塩尻市の資料で灰色文献の「公民館報」をデータ検索し「広丘駅」がヒットしたので書架で確認。該当記事を掲載。【資料3】【資料4】
- 事前調査事項
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小学校の先生から「昔の広丘地区」についてのプリントをもらった。
JR中央線広丘駅から吉田地区の国道19号線沿いマクドナルド付近を歩いたが分からず。
- NDC
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- 日本 (291)
- 教育課程.学習指導.教科別教育 (375)
- 鉄道運輸 (686)
- 参考資料
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- 【資料1】<図書>塩尻市教育会社会科資料集編集委員会 編.『わたしたちの塩尻市 昭和53年度版 小学校3年生用社会科学習帳』 長野県史刊行会, 1978. 請求記号N375.3/シ (NDL登録なし) (p.80 地図「塩尻地区の国道・県道」に線路と道路掲載)
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【資料2】<図書>山口 恵一郎.『日本図誌大系 中部2、長野県 新潟県 富山県 石川県 福井県』朝倉書店, 2011.9. 請求記号N/291.0/ヤ TRC MARC: 11048574
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011280750-00 , ISBN 978-4-254-16846-4 (p.92 「図2【5】塩尻(昭27応修)」に詳細な地図) - 【資料3】<灰色文献>『公民館報広丘』 塩尻市, 2008.3.25. (平成20年3月.25日発行 第116号 p.2「広丘駅特集」に昭和33年12月18日の踏切写真など)
- 【資料4】<灰色文献>『公民館報よしだ』 塩尻市, 2008.3.15. (平成20年3月15日発行 第27号 p.2「吉田地区今昔物語」に「位置図」として道路・線路図と「昭和30年頃」写真)
- キーワード
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- 広丘
- 吉田
- 鉄道
- JR
- 国鉄
- 踏切
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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調査したが載っていなかった資料
1)『塩尻市誌』各巻 塩尻市誌編纂委員会 編. 塩尻市 請求記号N215/シ
2)『吉田区誌』 吉田区誌編纂委員会 編. 塩尻市吉田区吉田区誌刊行委員会. 2008. 請求記号N215.2/ヨ
3)『野村区誌』 野村区誌編纂委員会 編. 野村区 1997. 請求記号N215/ノ
4)郷土の6類(NDC686)鉄道関係の資料
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 小中学生 社会人
- 登録番号
- 1000240980