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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
石川県立図書館 (2110016)管理番号
(Control number)
20110724/652
事例作成日
(Creation date)
2011年07月24日登録日時
(Registration date)
2011年08月14日 13時16分更新日時
(Last update)
2011年08月14日 13時16分
質問
(Question)
石川県内の次の温泉に関する資料を探している。
(1)朱鷺ノ湯温泉(2)白鳥路温泉(3)鶴来温泉
また、このほかに石川県内の温泉伝説に動物が登場するもの、あるいは何か「温泉と動物」に関わりがある民俗についての情報や資料はないか。
回答
(Answer)
(1)朱鷺ノ湯温泉
『全国温泉大事典』野口冬人著 旅行読売出版社 1997.12(R291.09/10041)p479によると鳳珠郡穴水町志ケ浦にあるようですが、資料は見つかりません。
『穴水町の集落誌』 長谷進編著 穴水町教育委員会 1992.12(K213/28)、『石川県の地名 日本歴史地名大系 17』平凡社 1991.9(K290.3/309)などの「志ケ浦」の部分を見ても、温泉に関する記述はありません。

(2)白鳥路温泉
北國新聞2000年08月12日夕刊1頁「築城金沢・匠の心(19)」によると「「白鳥堀」という美しい名の堀が金沢城にあった。現在の白鳥路がその跡であることはよく知られている。」とあり、白鳥路というのはかつては金沢城の堀でした。
『加能郷土辞彙 改訂増補』日置謙編 北国新聞社 1979.6(K030/1)の「白鳥堀」という項目によると、「金沢城三ノ丸石川門脇より新丸尾坂門の辺迄の外面に連続した塹である。白鳥堀の名義は、寛文の頃こゝに白鳥を放飼したことがあるのに因る。」とあります。
「白鳥路温泉」というのは、北國新聞2011年06月23日4頁「経済人、挑戦 金沢白鳥路ホテル総支配人・原田博氏」によると、金沢白鳥路ホテル総支配人・原田博氏が名付けたとされています。「柔軟性を身に付け、「再生人」として金沢へ送り込まれて丸5年。まちなかの都市型ホテルとして今年、宣伝したいのが温泉だ。同記事には「知る人ぞ知るじゃもったいない」。発信力強化のため「白鳥路温泉」と名付けた。来月にロゴマークを公表する。」とあります。

(3)鶴来温泉
鶴来の地名自体の由来は「鶴」ではありません。『石川県の地名(日本歴史地名大系17)』平凡社 1991.9(K290.3/309)「鶴来村」によると、「「三州志」は村名由来を金剣宮の所在によるとし、元禄7年(1694)の十村剣村又七書上(改作所旧記)は寛永年間(1624-44)頃に六年間に七度の火災があった不吉を理由に剣から鶴来へ改称、延宝2年(1674)再び剣と改めたとする。のち元禄国絵図の幕府への指出しに際し、元禄15年に鶴来と改称(「村名改覚」同書)。」

鶴来温泉の歴史を、北國新聞2000年01月27日朝刊15頁「湯めぐり味めぐり、「鶴来温泉」」にみると、「源泉は、金劔宮の後背の山中に湧く冷泉(れいせん)である。「義経記(ぎけいき)」によれば、木曽義仲が一一八三(寿永二)年に参詣し、倶利伽羅の合戦の勝利を感謝した。源義経も奥州に落ち延びる途中、この地に立ち寄り、一夜の宿を求めたという。」とされています。しかし、北國新聞2004年08月17日朝刊21頁「温泉じゃない「鶴来温泉」 「誤解招く」看板で協議へ」という記事によると、「鶴来町では、一九五六(昭和三十一)年に獅子吼の山を源とする温泉が発掘され、三旅館が認可を受けて「鶴来温泉」として営業を開始した。その後、土砂崩れが原因で泉脈が細くなり、一九九四(平成六)年ごろには源泉から水を引くことができなくなった。」とされ、北國新聞2004年08月19日朝刊20頁「「鶴来温泉」の看板撤去 白山温泉郷連絡協議会 宣伝チラシも変更」によると、温泉を使用していないため誤解を招くとし、「鶴来温泉」という看板を撤去しています。

その他県内で動物にゆかりのある温泉については、以下の通り。

『石川版日帰り、ゆったり、お湯めぐり』北国新聞社 2002(K290.9/1070)によると、
p26「湯涌温泉総湯 白鷺の湯」(金沢市)「養老2(718)年、羽を休めていた白鷺が飛び立った跡に、熱いお湯が湧いているのを発見したのが温泉の起源―など諸説ある」
p46「山城温泉浴殿」(加賀市)「その歴史は神亀2(725)年にさかのぼる。全国を行脚していた奈良時代の高僧・行基が白山へ向かう途中、湧水で傷口を癒すカラスを発見したのが温泉の始まりとされている」
p48「片山津温泉総湯」(加賀市)「承応2(1653)年、時の大聖寺藩主・前田利明公が鷹狩りに出かけた際、水鳥たちが柴山潟の湖面に群がるのを見て発見したといわれている」

また、以下の温泉と動物が関係ある記事を、「北國新聞」の記事より拾うと以下の通り。
○中宮温泉 北國新聞2000年06月08日朝刊15頁「湯めぐり味めぐり、「中宮温泉」、にしやま旅館(石川県吉野谷村中宮)」
○ねぶた温泉 北國新聞2000年10月12日朝刊17頁「湯めぐり味めぐり、「ねぶた温泉」、海游能登の庄(輪島市)」
○山代温泉 北國新聞2010年06月10日27頁に、「加賀市山代温泉のヤタガラスも話題 サッカーW杯日本代表と同じシンボル 1300年前の開湯伝説が由来」
○湯涌温泉総湯「白鷺の湯」 北國新聞1999年08月05日19頁「学芸/<立ち寄り湯>・つかれば命長らえる、湯涌温泉総湯「白鷺の湯」(金沢市)、〔効き目〕」
○和倉温泉 北國新聞2004年01月16日26頁「霊峰白山(11) 第1部・祈りの風景 温泉の神(上) 泰澄が生んだ開湯伝説」
○山中温泉 北國新聞2007年05月20日20頁「加越能物語 加賀・山中温泉の再興 「霊泉」に白鷺が導く」
○平成に入ってからの事例ですが、北國新聞2006年11月01日35頁「街を歩くと カラスの教え? 温泉掘り当て 津幡町で金沢市の河内さん 烏骨鶏を長年飼育、「表情見てピンと来た」」
○河北潟 北國新聞1993年10月31日27頁「連載企画/湯煙の中から(2)、「健康と温泉フォーラム」に寄せて、「お湯は薬」、温泉療法で病気を予防」
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
観光事業  (689 9版)
日本  (291 9版)
参考資料
(Reference materials)
『石川県の地名(日本歴史地名大系17)』平凡社 1991.9(K290.3/309)
北國新聞データベース (確認日:2011-07-24)
『石川版日帰り、ゆったり、お湯めぐり』北国新聞社 2002(K290.9/1070)
キーワード
(Keywords)
温泉
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000089910解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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