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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
栃木県立図書館 (2110002)管理番号
(Control number)
tr677
事例作成日
(Creation date)
2020年12月01日登録日時
(Registration date)
2020年12月27日 19時18分更新日時
(Last update)
2020年12月27日 19時18分
質問
(Question)
江戸時代の日光街道の旅について。近世の道中記、旅日記等を探している。また研究書も知りたい。
回答
(Answer)
以下の資料をご紹介します。

1 日光街道にまつわる近世の道中記、旅日記等
以下の資料から、参考となりそうな記述を確認しました。

・『日光市史 中巻(近世)』(日光市史編さん委員会/編 日光市 1979)
p.885‐908「第5章 町と社参 第4節 紀行から」
江戸時代の複数の紀行文を取り上げ、旅行中の見聞、感想等を紹介しています。

(巻末)p.1‐19「略年表(中巻)」
年表中から日光に関する主な刊行物の発行状況を抽出することができます。

・『日光道中分間延絵図 第5巻 解説篇』(千田孝明/解説 東京美術 1988)
p.43-45「日光山名所記・紀行・絵図」の項があり、日光紀行文、名所記として、それぞれ江戸時代の主な刊行物がまとめられています。

・『江戸の旅文化』(神崎宣武/著 岩波書店 2004)
「第2章 旅を広めた社会の構造」に「旅ものの出版の流行」の項があり、「表2-1 江戸時代に出された道中記一覧(今井金吾監修『道中記集成』より。作表=指田純子)」が収録されています。(p.113-126)
道中記名、概要、著作者、版元、発行年等が表形式でまとめられているため、それぞれの概要を確認し、日光街道に関する記録を抽出する手がかりになると思われます。
なお、文中の『道中記集成』とは、大空社から発行された全47巻の資料です。(当館未所蔵)

以下は、日光街道のみを扱うものではありませんが、当時の代表的な刊行物について解説を読むことができる資料です。併せてご活用ください。
・『日本交通史論叢 続編』(大島延次郎/著 吉川弘文館 1957)
p.297-310「十三、江戸時代における道中記」

・『江戸の旅』(今野信雄/著 岩波書店 1988)
p.147-167「道中案内書と用心集」


2 日光街道に関する研究書
所蔵資料を中心にご紹介します。埼玉県の草加、越谷等、県外にも日光街道の宿場がありますので、各地域の図書館で別の地域資料をお持ちである可能性があります。

・『日光街道繁昌記 補訂版』(本間清利/著 埼玉新聞社 1980)
成立、関所、宿場等、関連事項について幅広くまとめた研究書です。
巻頭「序」によれば、「日本交通史に関する研究は、すぐれたものが数多く刊行されてるが、日光道に関する研究はきわめて少ない。」とあります。巻末には参考文献、索引のほか、「日光街道関係近世交通史年表」があります。

・『栃木県史 通史編4 近世1』(栃木県史編さん委員会/編 栃木県 1981)
p.550‐567「第四章 都市と交通 第三節 街道と宿駅」に「二 日光街道とその宿駅」の項があります。

・『日光道中 日光道中壬生通り 関宿通り多功道 (栃木県歴史の道調査報告書 第1集)』
(栃木県教育委員会事務局文化財課/編、発行 2008)
栃木県教育委員会がまとめた街道に関する基礎調査の報告書です。
ルートの確認や街道周辺の文化財に焦点を当てたもので、江戸幕府製図の「五海道其外分間延絵図並見取絵図」と幕末期の史料「宿村大概帳」を参考に現地調査を行っています。

なお、「第三章 日光道中 第一節 日光道中の概要」(p.9-13)中には「日光道中の宿場」の項があり、「表1下野国内の日光道中の各宿の概況(「宿村大概帳」より作成)」が掲載されています。
この資料で本県内の宿場の規模等をおおまかに把握することはできますが、特にご関心のある宿場については、各市町村史に詳しい記述が掲載されることが多いため、併せてのご確認をおすすめします。

例)『宇都宮市史 第6巻 近世通史編』(宇都宮市史編さん委員会/編 宇都宮市 1982)
p.257-299「第四章 交通と運輸 第一節 日光街道の宿駅」があり、各宿場の成り立ちや概要がまとめられています。

・『近世交通史料集 六』(児玉幸多/校訂 吉川弘文館 1972)
「日光道中宿村大概帳」所収。
巻頭「解説」によれば、各宿の宿高・戸口・地子免許の有無・高札の文言等が分かる当時の宿駅の動態調査です。

・『新修五街道細見』(岸井良衞/著 青蛙房 2004)
巻頭「凡例」によれば、江戸時代の五街道について、支線を含めた道中を編輯した資料です。
江戸末期の複数の資料を再編集したもので、使用した資料の一覧が掲載されています。(p.7)
巻末には地名の総索引があり、日光に関するものを確認することができます。

・『今昔三道中独案内 日光・奥州・甲州』(今井金吾/著 JTB 2004)
江戸時代の街道について、現在の道と比較対照できる資料です。
巻頭「はじめに」によれば、嘉永3年(1850)刊「増補新改日光道中行程記安見絵図」、安政2年(1855)刊「五街道中細見独案内」の両書と対照し、国土地理院地図に重ねています。
p.8⁻15「日光・奥州・甲州道中の歴史」、p.16-17「引用文献」等も充実しています。
なお、「引用文献」内には「文献一覧」があり、日光道中に関するものをタイトルから抽出していくことができます。
前出の「1 日光街道にまつわる近世の道中記、旅日記等」とともにご活用ください。

・『日光道中江戸近郊の宿駅と文化』(佐藤久夫/著、発行 1993)
草加宿を中心とした研究です。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
交通史.事情  (682)
関東地方  (213)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
栃木県
日光街道
道中記
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000291605解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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