レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年07月09日
- 登録日時
- 2017/01/31 14:07
- 更新日時
- 2020/02/23 14:52
- 管理番号
- 中野0699
- 質問
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解決
インフォマーシャルについて、定義、歴史、媒体、形態、日本ではどのようなものがあるか等ある程度詳しい説明が載っている本を探している。
- 回答
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1.定義について
【資料1】『マーケティング・コミュニケーション大辞典』宣伝会議/編,宣伝会議,2006(R674.0/マ)
p.43[インフォマーシャル]の項に「米国のケーブルテレビ業界から伝わってきた」という言葉の由縁とともに、「地上波1社提供によるミニ番組も広くインフォマーシャル番組といっている」と記述があります。
【資料2】『電通広告事典』電通広告事典プロジェクトチーム/編,電通,2008(R674.0/デ)
p.65 [インフォマーシャル]の項に「スペックの複雑な商品、選択基準が確立していない商品ジャンルなど、通常の広告だけでは購買行動が喚起されにくい商品に向く」と特長が記されています。
【資料3】『imidas 2007』集英社,2007(R031/イ/07)
p.287~[インフォマーシャル]の項に「パブ広告、記事広告の電波媒体版」「CATVやCS放送の中で増殖しているテレビショッピング番組やアドバテインメントもインフォマーシャルである」と記述があり、同ページに「パプ広告」「アドバテインメント」についても解説があります。
【資料4】『現代用語の基礎知識 1987』(R031/ゲ)
p.250 最新キーワードとして[インフォマーシャル]が挙げられています。インフォマーシャルの定義とともに、「ニューメディア時代の広告として関係者の注目を集めているのが現況である」と当時の状況が記されています。
2.歴史、媒体、形態、日本のインフォマーシャルの具体例について
(1)書籍
【資料5】『ニューメディア用語辞典 第2版』日本放送出版協会/編,日本放送出版協会,1984(547.0/ニ)
p.122~ 実験的にインフォマーシャル番組の放送が始まった時の経緯が記述されています。
【資料6】『最新 広告業界の動向とカラクリがよく分かる本 第3版』藤本賢[ほか]著,秀和システム,2013(674.4/サ)
p.166~ 「テレビ通販番組は(略)番組全体がコマーシャルというインフォマーシャルの代表的な例」とあります。
(2)新聞記事
「米国の最大手TVショッピング会社、10月に日本上陸 『広告と情報、混合へ』」(朝日新聞 1996年6月13日 朝刊 34面)
「番組内へ忍び込むCM『手法はコントに車、ドラマにケータイ』」(朝日新聞 2008年2月24日 朝刊 3面)
「ドラマの展開の中で商品CM」(朝日新聞 2006年1月27日 夕刊 2面)
3.専門図書館
広告およびマーケティングに関連する専門図書館として広告図書館がございます。
広告図書館(http://www.admt.jp/library/index.html)では、アド・ミュージアム東京が所蔵する広告作品のデジタルアーカイブの閲覧や、広告に関する蔵書の検索・閲覧ができますので、こちらの利用もご検討ください。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 広告.宣伝 (674)
- 参考資料
- キーワード
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- インフォマーシャル
- コマーシャル
- 広告
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000208410