レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年04月06日
- 登録日時
- 2013/07/09 15:15
- 更新日時
- 2013/10/02 18:42
- 管理番号
- 埼久-2013-019
- 質問
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解決
東日本大震災で気仙沼に打ち上げられた第18共徳丸について知りたい。
1 この船のスペック(性能)について知りたい(何トンかなど)。
2 震災前この船はどういう仕事をしていたのか。貨物船なのが漁船なのか、普段どこを航路にしていたのか、気仙沼だけを回っていたのか全国をまわっていたのか。
3 震災当日はどこに停泊していたのか。震災直後はどこを回っていたのか。
- 回答
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《国土交通省》〈東日本大震災に係る鎮魂及び復興の象徴となる都市公園のあり方検討業務 報告書〉
第3章震災の教訓として活用できる構造物等調査によると(http://www.mlit.go.jp/crd/park/joho/dl/fukko/data/shinsainokyoukun.pdf 国土交通省 2013/07/10最終確認)
1 同船は、福島県いわき市の水産会社「儀助漁業」の所有で、全長約60 メートル、総トン数約330 トンの巻き網漁船。
3 震災時は定期検査のため寄港していた。気仙沼漁港に停泊していたが、北へ約500 メートルに位置するJR鹿折唐桑駅前まで流された。
個人のブログより
2 「儀助漁業」の取締役から直接「(同船は、)総工費約6億円で、1991年に就役して以来、巻き網漁船として千葉、青森沖でサバやイワシの魚群を追って収穫する主力漁船だった」と、現地を訪問する際に説明を受けた、と記述してある。
- 回答プロセス
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《Google》を(第18共徳丸 & 気仙沼)で検索する。
産経新聞2013.3.26のキャッシュ
「東日本大震災の津波で打ち上げられた大型漁船「第18共徳丸」(330トン)について、所有する福島県いわき市の水産会社」「共徳丸の所有者「儀助漁業」の柳内克之社長」との記述あり。
《Google》を(第18共徳丸 & 気仙沼 & 儀助漁業)で検索する。
ヨミウリオンライン2011.12.10キャッシュ
「港から約800メートルのJR鹿折唐桑駅前にあるのは全長約60メートルの「第18共徳丸」(総トン数約330トン)。福島県いわき市の「儀助漁業」所有で、震災時は定期検査で寄港していた。」とあり。
《Google》を(第18共徳丸 & 気仙沼 & 儀助漁業 & 目的)で検索する。
「第3章 震災の教訓として活用できる構造物等調査 」国土交通省(I-3-10)に情報あり。
流される前と後の位置図あり。国土交通省都市局 公園緑地・景観課による「公園とみどり」ページからダウンロード可能(http://www.mlit.go.jp/crd/park/joho/dl/fukko/ 国土交通省 2013/0710 最終確認)
《Google》を(第18共徳丸 & 気仙沼 & 儀助漁業 & 巻き網)で検索する。
《築地仲卸の産地出張お魚日記》
「2012年09月23日19:03 津波被災地支援研修旅行(9月22日) 予備知識4 鹿折唐桑駅の漁船」のページに情報あり。
《Google》を(共徳丸 & 儀助漁業 & 代船)などで検索する。
ヨミウリオンライン2013.1.27キャッシュに、「儀助漁業でにかわりの船を披露したとの記事がある。」Googleで要約を見ると、「6月から千葉沖でイワシ漁などを操業する」をあるが、契約していないため、記事全文を読むことができない。読売新聞縮刷版では同記事を確認できなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会福祉 (369 9版)
- 水産業および漁業史.事情 (662 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 漁業-日本
- 東日本大震災(2011)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000133535