レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 埼玉県立久喜図書館 (2110009) | 管理番号 (Control number) | 埼熊-2007-029 | |||||
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事例作成日 (Creation date) | 2007/04/25 | 登録日時 (Registration date) | 2007年09月21日 02時11分 | 更新日時 (Last update) | 2007年10月03日 16時03分 | |||
質問 (Question) | 「日本書紀」や「常陸風土記」に出ていた「ウマヤ」とはどんなものか。歴史辞典程度の内容でよい。 | |||||||
回答 (Answer) | ①『日本史大辞典 1』(平凡社)「うまや」駅家、②『日本古代史大辞典』(大和書房)「うまや/えきか」駅家、③『国史大辞典 2』(吉川弘文館)「えきか」「駅制」の該当項目を回答する。 | |||||||
回答プロセス (Answering process) | 歴史辞典等を「ウマヤ」で調べると、「厩」と「駅家」があり、街道に関する事柄とのことから、「駅家」を調査。 ①『日本史大辞典 1』(平凡社)p782うまや【駅家】の項目 「日本古代の駅伝制の主要施設。「えきか」とも読む。」「築地に囲まれた駅院が駅馬の通る路に面して駅門をひらき、院内には厩舎や事務室・倉庫などがあった。原則として三十里(約16km)ごとに設置されており、「延喜式」に全国で402の駅名があげられている。」と記述あり。 ②『日本古代史大辞典』(大和書房)p76「うまや/えきか」【駅家】の項目 「律令制下で駅路上におかれた駅場を備えた施設。原則的に三十里(約16km)ごとにおかれ、所属の駅長が管理した。(中略)「延喜式」に各国の具体的駅家名がみえる」と記述あり。 ③『国史大辞典 2』(吉川弘文館)p159「うまや 駅家」からp246「えきか」の項目 「古代、五畿七道の駅路に設けられた駅使のための施設。(略)原則として三十里(後世の約四里)ごとに置かれた・・・。「延喜式」では全国四百二カ所の駅家を記載。」とあり。また、p249-254の「駅制」の項目に、図「古代駅配置図-延喜式-」、表「古代駅馬伝馬一覧」等あり、その中に駅の様子が記述され、うまやの場所が確認できる。 | |||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||
備考 (Notes) | ||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 言葉 | 質問者区分 (Category of questioner) | 個人 | |||
登録番号 (Registration number) | 1000037640 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |