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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
尼崎市立歴史博物館 地域研究史料室 “あまがさきアーカイブズ” (5000006)管理番号
(Control number)
182
事例作成日
(Creation date)
2020年12月23日登録日時
(Registration date)
2020年12月23日 15時52分更新日時
(Last update)
2020年12月23日 15時57分
質問
(Question)
尼崎という地名を「尼」と呼ぶことがあるが、この略した呼び方の使用例はいつの時代までさかのぼるのか知りたい。
回答
(Answer)
尼崎は親しみをこめて「尼」と呼ばれることがあり、略称があるめずらしい地名です。
この略称がいつの時代までさかのぼるのか不明ですが、喜田川守貞著『守貞漫稿』第五編「生業下」の魚商いについて記す項に「摂(摂津国)の尼ヶ崎略て尼とのみも云」とあり、同書が編まれた近世後期には「尼」という呼称が流布していたことがわかります。
なお、著者の守貞は文化7年(1810)に大坂に生まれ天保11年(1840)に江戸に移り住んだ人物なので、大坂時代にこの略称を耳にしていたものと思われます。

この『守貞漫稿』「生業下」魚商いの項には、大坂市中に堺と尼崎から鮮魚を運び売る商人があり、それぞれ夜中に市で魚を仕入れて未明に出立し、大坂に来て得意先に売るかもしくは市中で声を出して売る「ふりうり」をする、と記されています。また同書は、堺の市で仕入れた鮮魚は近海もので美味であるのに対し、大坂の雑喉場(ざこば)や尼崎の魚市の魚は遠海で捕れたもので質が劣り、値段も堺魚の半額である、とも書かれています。
回答プロセス
(Answering process)
1 近世の「尼」という略称使用について記す文献

◆喜田川守貞『守貞漫稿』(『類聚近世風俗志』)
第五編「生業下」の魚商いの項に「摂の尼ヶ崎略て尼とのみも云」とある(144頁)。

【関連するレファレンス事例】
 あまがさきアーカイブズ 管理番号017
「「尼崎」という地名の由来を調べたい。「尼崎」という地名が記された最初の文書・記録を見ることはできるか?」
  https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000110793
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日本  (291 10版)
水産業および漁業史.事情  (662 10版)
商業史.事情  (672 10版)
参考資料
(Reference materials)
喜多川 守貞/著 , 喜多川‖守貞. 類聚近世風俗志. 魚住書店, 1970.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I021140033-00  (当館請求記号 382.5/キ)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
地名
質問者区分
(Category of questioner)
団体
登録番号
(Registration number)
1000291319解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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