レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1997/07/16
- 登録日時
- 2004/03/06 19:39
- 更新日時
- 2008/10/01 10:23
- 管理番号
- 97037
- 質問
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未解決
イギリスの客船の船長、あるいは軍艦の艦長が船が沈むとき船と運命を共にする習慣はいつごろどのように始まったのか。またその起源はイギリスか?
- 回答
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起源についての資料はなかった。
①、②の中に、船員法第12条「船長の最後退船の義務」が船長を船と運命を共にさせることになったと述べられている。また、同法は改正され、船長も緊急避難に関する刑法37条の通用を受けるようになったとある。日本海事史学会のアドバイスにより、この法律の根拠をさかのぼってみたが不明。また、海難審判の歴史からもアプローチできるのではないかということで、日本海法会、日本海難防止協会を紹介。
①の中に、船と運命をともにした日本船の事例があり、船員法第12条「船長最後退船義務」への批判の声を日本船長協会があげていたとあったので、改正にむけての、船長の退船の事例調査を同協会が行った可能性を考え、あわせて紹介した。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 海運 (683 7版)
- 海洋開発 (558 7版)
- 参考資料
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①「生きるための海 -海のサバイバル」(558.8/N94)
②「船長の職責」(558/Ta84)
③「内航近海官庁団体リスト」(RM.06/N28/'96)
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①「生きるための海 -海のサバイバル」(558.8/N94)
- キーワード
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- 船長
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000000652