レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年09月17日
- 登録日時
- 2019/03/22 11:37
- 更新日時
- 2019/03/22 11:37
- 管理番号
- 相-180011
- 質問
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解決
NHKで放送された「マンダラと生きる」という番組の中で、「子島曼荼羅」という日本で作られたマンダラ絵画が紹介されていた。このマンダラの図版と、説明のある資料もしくは情報等を紹介してほしい。マンダラは、藍で染めた紙*(*絹布であったかも)を使っているようだが、このような紙についての資料等も併せて紹介してほしい。
- 回答
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次の資料を紹介しました。
・『奈良県文化財図録5 美術工芸編(絵画)』奈良県教育委員会事務局文化財保存課編 奈良県教育委員会 1973
p.72に「紺綾地金銀泥絵両界曼荼羅図(子島曼荼羅)(国昭28・3・31)2幅」とあり、図版と解説が掲載されています。
・『原色日本の美術 第7巻 仏画』高田修、柳沢孝著 小学館 1969
p.72-73に「52 愛楽金剛菩薩 子島曼荼羅金剛界理趣会 国宝 奈良 子島寺 11世紀初」「53 大日如来 子島曼荼羅金剛界一印会 国宝 奈良 子島寺 11世紀初」とあり、図版(一部分)が、p.119に解説が掲載されています。
・『曼荼羅の鑑賞基礎知識』頼富本宏著 至文堂 1991
p.132に「系統の異なる現図曼荼羅」という項があり、「第152図 子島曼荼羅の部分(奈良・子嶋寺)」の図版(縦5cm×横14cmで、一部分と思われます)と解説が掲載されています。
・『日本仏教絵画史』高崎富士彦著 1966
巻頭「単色図版」に図版「72 両界曼荼羅図 胎蔵界中台八葉院 子島寺」、「73 両界曼荼羅図 金剛界供養会 子島寺」と、p.118~119に「72・73 両界曼荼羅図(子島曼荼羅)国宝 奈良 子島寺」が立項されており、曼荼羅の寸法や説明が記載されています。
・『日本の紙』荒川浩義編 毎日新聞社 1977
「標本紙編」のp.112~113に「藍染紙」の説明と標本紙があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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NHK出版の雑誌「NHKこころの時代」とは編集が一部異なっており、雑誌には載っていなかった。
- NDC
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- パルプ.製紙工業 (585 9版)
- 芸術史.美術史 (702 9版)
- 芸術政策.文化財 (709 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000253526