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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000151486
提供館
(Library)
近畿大学中央図書館 (3310037)管理番号
(Control number)
20140327-2
事例作成日
(Creation date)
2014年03月27日登録日時
(Registration date)
2014年03月27日 14時01分更新日時
(Last update)
2014年03月31日 13時05分
質問
(Question)
「神戸ノート」という学習帳があるそうだが、それはどんなものか?
回答
(Answer)
 神戸のほとんどの小学生が、必ず決まって使っている神戸限定の学習帳のこと。「れんらくちょう」や「えにっき」のほか、「自由帳」や「Romazi Rensyu-tyo」など全部で40種類のラインナップがある(資料1)。神戸市長田区にある大正15年創業の「関西ノート株式会社」が、戦後すぐのこと、物が満足にないときに、よい商品を安くそろえられないかという相談から、子ども達にいいノートを使ってほしい!という思いもあり、神戸市近郊を商圏にして製作されるようになった(資料2)。表紙にはさまざまな時代の神戸の風物の写真がデザインされていて、独特のレトロな味わいを醸し出している。
回答プロセス
(Answering process)
◆ Googleなどの検索エンジンを使って、Kw:“神戸ノート”で検索をする。
 ⇒ 資料1の山田文具店の商品カタログのほか、いくつかのブログ記事や資料4のコラム記事など、懐かしさと愛着をもって語られるウェブページが散見できる。また下記の読売新聞記事や神戸新聞記事などにも紹介されているのが見つかる。
 印刷された文献としては、2005年に刊行された資料2の「神戸カタログ」がある。見開き p.22-23には、製造メーカーへのインタビュー記事が見つかる。また資料3の「神戸ルール」のp.122-123 にも、ルール#37「「神戸ノート」が全国にあると思っていた」として取り上げられている。
 資料5の「日本の地域ブランド事典」の兵庫県の項目には特に見つけられなかった。


○ 2013年05月01日 読売新聞 大阪朝刊 25項 :[まちの宝物]〔神戸ノート〕「学びの友」いつも隣に
http://bit.ly/QibQoT  last_access:2014-03-27)
・・・・・引用ここから
 スーパーや文具店の棚に並ぶ淡い色をした学習帳の数々。どこにも書かれていないのに、いつからか「神戸ノート」と呼ばれている。神戸ではありふれた光景だ。
単色刷りの表紙がレトロな雰囲気を醸し出す神戸ノート
 「うわあ、懐かしいなぁ」
 神戸市灘区出身で、「さおだけ屋はなぜ潰(つぶ)れないのか?」などのベストセラーで知られる公認会計士の山田真哉さん(36)は、ノートをうれしそうに繰り、携帯電話のカメラに収めた。市立摩耶小で過ごした6年間、使っていたという。「全国の公立小学校がみんな、これを使っていると思っていた。近くの文具店でも他のノートを見た記憶がない」と振り返る。
 製造元は「関西ノート」(長田区、大河敏彦社長)で、神戸市を中心に販売している。戦後の物不足の時代、教員から「良い商品を安くそろえたい」と相談されて企画したのが始まりとされ、学校指定でもないのに、子どもたちに愛用されてきた。ある教員は「特に低学年で使う子どもが多い。教科ごとにそろうのも大きかったのでは」とみる。
 ラインアップは40種類。表紙の大半は赤や緑、紫など淡い単色刷りで、種類ごとに色が異なる。山田さんは「オレンジ色は社会科、紫は連絡帳。ランドセルに詰める時も色で見分けていました」と話す。背表紙のテープも低、中、高学年で色分けされていて、「5、6年の茶色はどこか大人っぽい。自覚と責任を促すイメージかな」と回想する。
 表紙を飾る写真はすべて神戸の風景だ。
 山田さんは「写真は、各地の名所を載せていると思っていた。その中の神戸を見て、他の地域の人が憧れるかなと思った記憶がある。まさか全部、神戸だったとはね」と笑う。
 写真の一部は、兵庫区の元文具店主・高見佳男さん(82)が大河社長に頼まれて撮影した。「いつまでも変わらない神戸の風景を」と、王子動物園やポートアイランド、市章山から望む市街地などを選んだという。
 そのノートは今、東京でも静かなブームを呼んでいる。東京・三鷹の文房具のセレクトショップでは、月200冊程度も売れる人気商品だ。店長の山田麻美さん(38)が雑誌で見つけ、取り扱うようになった。「表紙のレトロな雰囲気にひかれ、幅広い年代の女性が自分用に買っている。懐かしがる神戸出身の方もいますよ」と言う。
 60年以上にわたり、子どもたちの「学びの友」である神戸ノート。今も学校や自宅の机で、さりげなく寄り添っている。
(佃拓幸)
・・・・・引用おわり

○ 2010年11月12日 神戸新聞 夕刊 10項
・「神戸ノート」  レトロ感人気 小学生の定番学習帳
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
マーケティング  (675 9版)
その他の雑工業  (589 9版)
参考資料
(Reference materials)
【資料1】.東京都三鷹市 「山田文具店」 Website : Maker&Brand / 神戸ノート
https://yamadastationery.jp/Maker-Brand/kobe-note/  last_access:2014-03-27)
【資料2】.神戸カタログ 2005. フェリシモ, 2004.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007592605-00 , ISBN 4894323451
【資料3】.都会生活研究プロジェクト〈神戸チーム〉 著. 神戸ルール = KOBE RULES : KOBEモダンライフを楽しむための49のルール. 中経出版, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024244382-00 , ISBN 9784806146391
【資料4】.国土交通省 神戸運輸監理部 Website : 地域の魅力紹介★真の「神戸ブランド」とは
http://wwwtb.mlit.go.jp/kobe/201013KobeBrand.html  last_access:2014-03-27)
【資料5】.日外アソシエーツ株式会社 編. 事典日本の地域ブランド・名産品. 日外アソシエーツ, 2009.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010025300-00 , ISBN 9784816921636 (本学所蔵 602.1//J55)
キーワード
(Keywords)
神戸ノート
神戸ブランド
地域ブランド
地元ブランド
ジャポニカ学習帳
マーケティング
文房具
関西ノート株式会社
神戸市長田区
神戸っ子
商品ストーリー
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
更新の履歴
○ 2014-03-27作成の内容に、神戸新聞記事と「神戸ルール」の記事を2014-03-31に新たに書き加えました。
調査種別
(Type of search)
文献紹介 事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000151486解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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