レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 吹田市立中央図書館 (2310124) | 管理番号 (Control number) | 吹-70-2018-009 | ||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2018年01月11日 | 登録日時 (Registration date) | 2018年08月13日 15時58分 | 更新日時 (Last update) | 2019年02月13日 18時16分 | ||||||
質問 (Question) | 注染(ちゅうせん)の本はないか。歴史や特徴が知りたい。できれば地場産業である堺(大阪府堺市)の注染の本がよい。 | ||||||||||
回答 (Answer) | 「注染」とは、『日本国語大辞典 第8巻 第2版』(小学館 2001.8)p1474によると、「型紙で防染糊を印捺(いんなつ)し、染液を注ぎ込んで模様を染め描くこと。手拭、浴衣地、袢纏(はんてん)、国旗などの染色に応用される。」とのこと。 以下の資料を提供した。 (1)『本染手ぬぐいの出来るまで』(関東注染工業共同組合/作・著 関東注染工業共同組合 2005) 堺のものではないが、製作過程が写真と共に詳細に解説されている。 (2)『注染和晒・てぬぐい展 伝統の注染和晒と百名城手ぬぐいの魅力』(堺注染和晒興業会/[著] 2016) 2016年11月に堺市で開催された展示会の図録。堺の伝統産業「注染和晒」の魅力を伝える。 (3)「大阪における手拭染(注染)のあゆみ」著者:近江春子 掲載雑誌:『大阪春秋』第41号 1984.11 大阪春秋社 p48~p55 出版年が古いため会社数のデータ等は変化していると思われるが、注染の詳しい工程説明、歴史を解説。参考文献も紹介されている。 (4)「継承される大阪の色彩 注染・和晒の世界」取材・文:今西富幸 掲載雑誌:『大阪人』 2011年1月号 大阪市都市工学情報センター p54~p55 簡単な歴史と製造過程(カラー写真)を紹介。 | ||||||||||
回答プロセス (Answering process) | 質問者は研究レポートを書くための資料が必要で、堺市の工場見学もされているとのことであった。キーワード「注染」で当館の所蔵資料を検索し、資料(1)を提供した。また大阪の地場産業ということから、大阪府立図書館の横断検索で検索し、その中に資料(2)(3)(4)があった。資料(3)(4)は当館で所蔵していたので提供した。 また、後日、インターネット検索で「注染」「堺」「ブックリスト」というキーワードで検索した結果、堺市立図書館ホームページ>各種ブックリスト>「「堺の匠 注染・和晒」関連ブックリスト」(最終確認2018.9.13)を見つけたので、利用者に案内した。 | ||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||||
備考 (Notes) | |||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | |||||||
登録番号 (Registration number) | 1000240595 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |