レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年7月20日
- 登録日時
- 2015/09/19 11:37
- 更新日時
- 2016/02/13 18:00
- 管理番号
- 長野市立長野-15-014
- 質問
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解決
善光寺の山門と本堂の設計図(江戸時代の東側の立面図・断面図)が見たい。
- 回答
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下記参考資料を提示するとともに、県立長野図書館所蔵の
『重要文化財 善光寺山門 保存修理工事報告書 本文編』
『重要文化財 善光寺山門 保存修理工事報告書 図版編』
を紹介し回答とした。
- 回答プロセス
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郷土資料の棚へ行き、善光寺の資料を直接あたる。
本堂については、参考資料①で東側立面(側面)図が確認できたものの、時代の特定ができなかった。
参考資料②に記載されている平面図が『国宝善光寺本堂保存修理工事報告書』からの典拠されたものであったため、他の図面があるかもしれないと思い、館内opacで資料検索したところ当館に所蔵あり。資料を確認したところ、本堂の竣工実測桁行断面図、大正本堂側立面図、大正本堂桁行断面図が掲載されており、いずれも東側からの図面だった。しかし江戸時代ではなく、おそらく昭和と大正の図面だった。
参考資料④にも善光寺本堂側立面図、善光寺本堂桁行断面図が載っていたが、時代の特定はできなかった。
山門については、参考資料①の見返しに少しだけ西側立面がある程度で、他に載っている資料を見つけることはできなかった。しかし、本堂と同じように修理工事が行われていたことを思い出し、館内opacで【善光寺 山門 修理】と検索するもヒットなし。
県立長野図書館に所蔵があるのではないかと検索し、参考になりそうな資料を発見するも当日は休館日だったため、資料内容の確認はできなかった。
ここまでの経緯を伝えたところ、江戸時代でなくてもよいということだったので、参考資料①③④と、県立長野図書館で所蔵している資料を紹介。県立長野図書館へは日を改めて直接出向くということだったので、これにて調査終了とした。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本の建築 (521)
- 参考資料
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- ①『善光寺の匠と技』相原 文哉/著 銀河書房 1987.08 <N521ア> (p6 東面の本堂側面)
- ②『善光寺とその門前町』信州大学土本研究室/編 長野市教育委員会 2009.03 <N521セ> (p50 現本堂の平面図)
- ③『国宝善光寺本堂保存修理工事報告書』文化財建造物保存協会/編 善光寺 1990 <N521コ> (図面 p5 竣工実測桁行断面図 p18 大正本堂側立面図 p22 大正本堂桁行断面図)
- ④『長野県の国宝・重要文化財 建造物修理工事報告書 Ⅴ 復刻』長野県文化財保護協会/編 郷土出版社 1988 <N521ナ> (p619 善光寺本堂側立面図 p623 善光寺本堂桁行断面図)
- キーワード
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- 善光寺
- 山門
- 本堂
- 修理
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000180166