レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/04/18
- 登録日時
- 2006/07/28 02:10
- 更新日時
- 2008/02/15 12:54
- 管理番号
- 埼熊-2006-004
- 質問
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未解決
浜松空襲について。昭和20年頃、浜松を攻撃したアメリカの航空母艦および搭載されていた飛行機の名称が知りたい。
- 回答
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グラマンF4U、コルセアF6Fなど、被害をもたらした飛行機の名称は複数の資料に見受けられたが、航空母艦の名称は該当の資料が見つからなかった。
- 回答プロセス
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〈空襲〉〈浜松〉〈静岡〉をキーワードに探索した。
『一億人の昭和史 4』p91の〈全国主要都市空襲被災状況一覧〉によると、浜松は、昭和20年4月30日以降27回の空襲を受けており、B29による被害が最も大きかったとされている。被害をもたらした主な飛行機の名称は、『米軍が記録した日本空襲』『日本の空襲 4』など複数の資料に記載されている。
『浜松 戦友会会報 戦後50年記念』は、浜松市萩町中部130部隊に入隊した人たちの会報誌で、当時の日記やメモが多数収録されており、コルセアF6F、グラマンF4Uの名称が見られた。
航空母艦の名称が出ている資料は見つからなかった。
その他の調査済み資料
『新聞集成昭和編年史 昭和20年度版』『静岡大百科事典』『静岡県史』『郷土資料事典 静岡県』『日本空襲の全容』「浜松市史」(県内公共図)
《Google》を〈空母 & 浜松 & 空襲〉で検索すると、あるむ出版のホームページに「米軍資料から見た浜松空襲」という書籍が紹介されている。その内容紹介には、「・・・艦載機は何という空母から発進し攻撃目的は何だったのか、・・・」とあり、依頼者の求める情報が記載されていると思われ、あわせて紹介した。(http://www.arm-p.co.jp/publish/index2.html 2006/05/10最終確認)
- 事前調査事項
- NDC
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- 中部地方 (215 9版)
- 戦争.戦略.戦術 (391 9版)
- 航空工学.宇宙工学 (538 9版)
- 参考資料
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- 『日本の空襲 4』
- 『浜松 戦友会会報 戦後50年記念』
- 『米軍が記録した日本空襲』
- 『静岡県史 通史編6 近現代2』
- 「浜松市史 3 近代編」 (県内公共図より借受け)
- キーワード
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- 浜松‐空襲-歴史
- 太平洋戦争
- 戦史(軍事)-日本
- 軍用機-アメリカ合衆国
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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レファ協企画協力員よりコメントをいただく(2008/01/15)。以下、資料情報の本文。
下記の関連文献がありました。
『米軍資料から見た浜松空襲』 阿部聖著 ; 愛知大学綜合郷土研究所編 あるむ, 2006.3 (愛知大学綜合郷土研究所ブックレット ; 12)
[奥付の出版年月(誤植): 2005.3] ISBN: 4901095668
http://taweb.aichi-u.ac.jp/kyodoken/kanko/k_book/k_book.html (2008/01/15確認)
ご参考になれば幸いです。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000029690