レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年05月03日
- 登録日時
- 2014/06/27 11:21
- 更新日時
- 2014/06/27 11:25
- 管理番号
- いわき総合-地域232
- 質問
-
解決
東京捕虜収容所第4派遣所について知りたい。そこでは捕虜にどのような労働を課していたのか?
- 回答
-
『捕虜収容所補給作戦』のP149に、東京捕虜収容所第4派遣所について次の記述がありました。(P118には収容所の空中写真あり)
〈1943年4月15日 東京捕虜収容所第6分所として、福島県磐城郡湯本町水野谷(現・いわき市常磐水野谷町)に開設。8月1日、第4派遣所と改称。1945年4月14日、仙台捕虜収容所に移管、第1分所となる。1945年9月閉鎖。使役企業は常磐炭鉱鹿島鉱業所。〉
また、『いわき市史 別巻 常磐炭田史』のP526「連合国軍捕虜」では、常磐炭砿㈱における捕虜使役の具体的内容が確認できました。
インターネットでは、連合軍捕虜の実態について研究している「POW研究会」のサイトに、仙台第1分所(東京捕虜収容所第4派遣所)収容中の死亡者のリストが掲載されています。
http://www.powresearch.jp/jp/pdf_j/powlist/sendai/sendai_1b_joban_j.pdf
(最終アクセス2014.6.27)
- 回答プロセス
-
1.資料を調査
【資料①】『捕虜収容所補給作戦』
P149に、東京捕虜収容所第4派遣所についての記述あり。
P118には収容所の空中写真あり。
【資料②】『いわき市史 別巻 常磐炭田史』
P526「連合国軍捕虜」に、常磐炭砿㈱における捕虜使役の具体的内容を確認。
2.インターネットを調査
【資料③】「POW研究会」(http://www.powresearch.jp/jp/index.html)
仙台第1分所(東京捕虜収容所第4派遣所)収容中の死亡者のリストが掲載。
http://www.powresearch.jp/jp/pdf_j/powlist/sendai/sendai_1b_joban_j.pdf
その他『連合軍捕虜の墓碑銘』も確認したが、東京捕虜収容所第4派遣所についての記述は見当たらず。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210 9版)
- 石炭 (567 9版)
- 参考資料
-
- 【資料①】『捕虜収容所補給作戦』[K/210.7-1/ホ・1111963433]
- 【資料②】『いわき市史 別巻 常磐炭田史』[AL/567/イ・1112162555]
- 【資料③】「POW研究会」 (http://www.powresearch.jp/jp/index.html(最終アクセス2014.6.27))
- キーワード
-
- 第二次世界大戦
- 常磐炭鉱
- 捕虜
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000155206