レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年08月03日
- 登録日時
- 2020/08/20 12:51
- 更新日時
- 2020/08/20 12:51
- 管理番号
- いわき総合-地域615
- 質問
-
解決
第二次世界大戦中の古河好間炭鉱で働く人々を撮影した写真が掲載された本はあるか?特に、余暇活動などの様子を写したものが見たい。
- 回答
-
第二次世界大戦中となると、昭和14年~20年頃の写真になるが、各写真集を確認したところこの時期に撮影されたものは少なく、範囲を昭和10年代(一部昭和20年代含む)に広げ資料を案内する。
【資料①】『よしま ふるさとの歴史写真集』(好間地区関係団体会議 2001)
好間地区の古い写真が掲載。古河好間炭鉱の写真も多く掲載されている。
・昭和20年代の古河好間炭鉱社宅(P11)
・昭和10年頃の古河好間炭鉱の選炭場(P32)
・昭和19年の古河好間炭鉱勤労報国隊(P44)
・昭和17年の古河好間炭鉱第一竪坑坑口 当時の商工大臣岸信介の一行。(P46)
・昭和9年、11年のラジオ体操の風景(P47)
・昭和11年の古河好間炭鉱奉祝祭(P54)
・昭和10年代の古河好間炭鉱山神祭への道中(P55)
・昭和10年前後の古河好間炭鉱山神祭(P56)
【資料②】『写真が語る常磐炭田の歴史』(常磐炭田史研究会 2006)
・昭和10年頃の柔道、剣道、玉突き(ビリヤード)に興じる風景(P155)
【資料③】『写真で綴るいわきの炭砿』(草野日出雄 1975)
・昭和10年前後の古河好間炭鉱山神祭(P58)
・年代不明 災害防止を目的とした露天映画会(P59)
・昭和10年代の婦人増産隊のラジオ体操(P62)
【資料④】『いわきの昭和』(いき出版 2009)
・昭和20年代の古河好間炭鉱の給炭場。その奥に炭住の風景(P164)
・昭和10年代の古河好間炭鉱の選炭場で働く女性たちの風景(P165)
参考までに、【資料⑤】『常磐地方の鉱山鉄道』(おやけこういち 2003)P196-197には、大正時代中期および昭和30年代半ばの古河好間炭鉱専用鉄道沿線の炭鉱施設の詳細な配置図が掲載されていることも併せて案内。
- 回答プロセス
-
1.資料を調査
上記回答のとおり。
次の資料も確認したが、該当する写真は見当たらなかった。
『目で見るいわきの100年』
『いわき今昔写真帖』
『いわき ふるさと写真』
『いわきの100年』
『懐郷無限』
『黒ダイヤの記憶』
『いわきのズリ山』
『絵はがきの中の「いわき」』
『いわき市史 別巻 常磐炭田史』
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210 10版)
- 石炭 (567 10版)
- 参考資料
-
- 【資料①】『よしま ふるさとの歴史写真集』[K/210.1-1/ヨ・1111311302]
- 【資料②】『写真が語る常磐炭田の歴史』[K/567/ジ・1111937890]
- 【資料③】『写真で綴るいわきの炭砿』[K/567/ク・1110097951]
- 【資料④】『いわきの昭和』[K/210.7-1/イ・1111979991]
- 【資料⑤】『常磐地方の鉱山鉄道』[K/561/オ・1111938930]
- キーワード
-
- 古河好間炭鉱
- 好間 よしま
- 炭鉱
- 炭礦
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000286030