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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2018-055
事例作成日
(Creation date)
2018年08月01日登録日時
(Registration date)
2018年12月28日 12時08分更新日時
(Last update)
2019年03月29日 13時55分
質問
(Question)
江戸期、幕府お抱えの有名な宮大工として、(1)鶴家(つる)、(2)平内家(へいのうち)、(3)甲良家(こうら)3家の系図が見たい。
回答
(Answer)
(1)(3)について家系図と作事方歴任者のみの略系図、(2)について歴任者略系図のみが確認できた。

3氏全ての作事方歴任者の系図の記載が下記の資料にあった。
『明治前日本建築技術史』(日本学士院日本科学史刊行会編 日本学術振興会 1961)
 p94-95「ニ、作事方大棟梁」
 「大棟梁は世襲して子孫相継ぎその職に就いた。」とあり。
 寛永九年の作事方設置以降、3氏の歴代の実名と通称、および在職期間を記載した系図あり。

また、下記の資料にそれぞれの家の系図の記載があった。

(1)鶴家
『寛政重修諸家譜 第18』(高柳光寿[ほか]編 続群書類従完成会 1985)
 p356「鶴」 延任(刑部左衛門 武左衛門)以降の系図あり。

(2)平内
各資料において名前表記に若干の相違あり。
『日本家系・系図大事典』(奥富敬之著 東京堂出版 2008)
 p922「ヘイノウチ」あり。系図あり。
『国史大辞典 ふ-ほ』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1991)
 p470「平内家」あり。略系図あり。

(3)甲良
各資料において名前表記に若干のゆれあり。
大河直躬著「甲良家系図をめぐって」(『大日光 50号』p38-45 日光東照宮 1979.3)
 p43-45「甲良氏略系」あり。
系図ではないが、歴代甲良氏の大棟梁をまとめた表のある資料が3冊あった。
田邊泰著「江戸幕府大棟梁甲良氏に就て」(『建築雑誌 50巻609号』p123-129 建築学会 1936.2)
『江戸城 築城と造営の全貌』(野中和夫著 同成社 2015)
 p197-200「大棟梁としての甲良家」に「甲良家歴代一覧」の表あり。表には実名、通称、作事方在職期間、没年の記載あり。
『江戸城 1 城郭 城郭・侍屋敷古図集成』(伊東龍一著 至文堂 1992)
 p246-247「江戸城関係図面と幕府作事方大棟梁甲良家」に初代から一一代までの代名称と在任期間、没年月日の記載あり。
回答プロセス
(Answering process)
1 参考図書を確認する。
(1)に関する資料
『寛政重修諸家譜 索引1』(続群書類従完成会 1989)
 p9「鶴 18(原文は丸囲み数字)355」
『寛政重修諸家譜 第18』(回答資料)

(2)に関する資料
『日本家系・系図大事典』(回答資料)
『国史大辞典 ふ-ほ』(回答資料)

(2)、(3)に関する資料
『日本人物レファレンス事典 名工・職人・技師・工匠篇』(日外アソシエーツ株式会社編集 日外アソシエーツ 2017)
 p310「甲良宗弘」ら4名の記述あり。
 p673「平内政信」ら3名の記述あり。平内応勝が平内家2代との記述あり。

2 自館目録を〈江戸 & 大工〉で検索する。
(1)に関する資料
『江戸時代の大工たち』(西和夫著 学芸出版社 1980)
 p62-65「名工の没落」
 「幕府大棟梁の役についていた鶴武左衛門は、祖父の代から続いていた建築技術者としての官職を捨て、川船役に転じた。(中略)初代の刑部左衛門正昭は紀州根来の出身(中略)その跡を継いだ二代正村は、飛騨を名乗り、(中略)そしてその跡が三代武左衛門正任(後略)」とあり。

3 NDC分類〈52〉の資料を確認する。
(1)、(2)、(3)に関する資料
『明治前日本建築技術史』(回答資料)
(3)に関する資料
『江戸城 築城と造営の全貌』(回答資料)
『江戸城 1 城郭 城郭・侍屋敷古図集成』(回答資料)

4 《国会図書館デジタルコレクション》( http://dl.ndl.go.jp/  国会図書館)を〈甲良家〉で検索する。
(3)に関する資料
大河直躬著「甲良家系図をめぐって」(『大日光 50号』p38-45 日光東照宮 1979.3)(回答資料)

5 《CiNii Articles》( http://ci.nii.ac.jp/  国立情報学研究所)を〈甲良 & 江戸〉で検索する。
田邊泰著「江戸幕府大棟梁甲良氏に就て」(『建築雑誌 50巻609号』p123-129 建築学会 1936.2)(回答資料)
 
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2018年8月14日。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
系譜.家史.皇室  (288 9版)
建築学  (520 9版)
参考資料
(Reference materials)
『明治前日本建築技術史』(日本学士院日本科学史刊行会編 日本学術振興会 1961)
『寛政重修諸家譜 第18』(高柳光寿[ほか]編 続群書類従完成会 1985)
『日本家系・系図大事典』(奥富敬之著 東京堂出版 2008), ISBN 9784490107364
『国史大辞典 ふ-ほ』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1991), ISBN 4642005129
『大日光 50号』(日光東照宮 1979.3)
『建築雑誌 50巻609号』(建築学会 1936.2)
『江戸城 築城と造営の全貌』(野中和夫著 同成社 2015), ISBN 9784886216991
『江戸城 1 城郭 城郭・侍屋敷古図集成』(伊東龍一著 至文堂 1992), ISBN 4-7843-0110-0
キーワード
(Keywords)
大工
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
人物
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000249521解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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