レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/02/24
- 登録日時
- 2011/10/18 02:02
- 更新日時
- 2017/03/29 18:23
- 管理番号
- 滋2010-0053
- 質問
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解決
『甘呂郷土史』の中に「農閑期には老女が苧うみをする」という記述があるが、どのような作業か知りたい。また、その作業をしている写真があれば見たい。
- 回答
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麻糸を作る過程の作業です。苧とは干しあがったアサのことです。細く裂いた苧を2本持ち、片方の苧を2つに割り、もう一方の苧をはさみこんで片方ずつひねり合わせて、1本の糸にする作業です。呼び方は滋賀県内でもいろいろあるようで、苧うみのほか苧績みとも言い、旧朽木村雲洞谷ではウミソと呼ばれていました。農閑期に女性が行いました。写真は下記の文献に掲載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 繊維工学 (586 8版)
- 参考資料
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- 1 近江麻布史 近江麻布史編さん委員会∥編 雄山閣出版 1975年 S-5800- 75
- 2 企画展 織りへのいざない 栗東歴史民俗博物館∥編集 栗東歴史民俗博物館 1992年 5-5822- 92
- 3 甘呂郷土誌 甘呂町老人クラブ∥編 栄光出版社 1976年 S-2151- 76
- キーワード
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- 近江上布
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000092519