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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000257840
提供館
(Library)
所沢市立所沢図書館 (2310110)管理番号
(Control number)
所沢椿峰-2019-003
事例作成日
(Creation date)
2018/05/23登録日時
(Registration date)
2019年06月27日 00時30分更新日時
(Last update)
2019年06月28日 09時40分
質問
(Question)
布に描かれた「束ね熨斗(たばねのし)」の文様が載っている本を見たい。できれば、その文様についての意味も知りたい。
回答
(Answer)
束ね熨斗とは、「熨斗は、本来、鮑の肉を薄くはいで、筋状に引き延ばし乾かしたもの。儀式の酒肴に用い、後の祝事の進物、飾りとし、熨斗鮑と呼ばれた。」もので、「熨斗文はこの熨斗鮑を意匠化したもので、細長い紙状を束ねた形。めでたい席に使われるものものゆえ、吉祥文として江戸時代より小袖や振袖に用いてきた。」とのことです。(参考:『きもの文様図鑑』 長崎巌/監修 平凡社 2005年)
 
 文様の記載がある資料は以下のとおりです。
 〇『和の意匠にみる文様の名の物語』 木村孝/著 淡交社 2005年
 〇『きもの文様図鑑』 長崎巌/監修 平凡社 2005年
 〇『日本の文様 2』 青幻舎 2007年
 〇『着物の文様とその見方』 似内惠子/著 誠文堂新光社 2013年
 〇『日本の文様』 コロナ・ブックス編集部/編 平凡社 2009年 
 〇『日本の紋章』 ピエ・ブックス 2005年
 〇『きもの文様図鑑」 木村孝/監修 ハースト婦人画報社 2012年 
 〇『ふろしき入門』 森田知都子/著 主婦と生活社 2000年  
 〇『着物の事典』 大久保信子/監修 池田書店 2011年
 〇『ふろしきに親しむ』 森田知都子/著 淡交社 2001年
 〇『図説着物の歴史』 橋本澄子/編 河出書房新社 2005年
 〇『子どもの着物大全』 似内惠子/著 誠文堂新光社 2018年
 〇『織りと染めの歴史』 日本編 河上繁樹/著 昭和堂 1999年
 〇『半衿の美』 フジアート出版 1984年
 〇『留袖・着つけと帯結び』 婦人画報社 1990年
 〇『和布くらふと Vol.9』 パッチワーク通信社 2007年
回答プロセス
(Answering process)
1 所蔵資料の内容確認 
【文様の記載のある資料】
 〇『和の意匠にみる文様の名の物語』 木村孝/著 淡交社 2005年
   p58に「紅縮緬地熨斗模様友禅染振袖をもとに作製された紅地束熨斗文様振袖」の写真あり。
   p59に「束熨斗とよぶ文様があります。贈り物に添える熨斗をモチーフにしたものです。熨斗は古くは、鮑の肉を薄くむいて引きのばし乾燥させた、のし鮑のことです。古代の儀式のとき、肴として用いられました。後に祝事の宴に添えるようになり、さらに祝儀の進物に付けて贈る習いとなりました。(中略)細長くのばした帯状の熨斗の中央を束ねてくくると両端に動きが出ます。その両端がひるがえるさまを誇張して、束熨斗の華やかな意匠ができました。熨斗を束ねる文様は、人を束ねることが人の頭となることに通じ、めでたいとされました。熨斗は結納にも使うめでたい品なので、吉祥文様のひとつとなっています。(以下省略)」との記載あり。
あばれ熨斗、花熨斗等等についての記載もあり。
 
 〇『きもの文様図鑑』 長崎巌/監修 平凡社 2005年
   p232に熨斗文様の記載と着物地の熨斗及び束ね熨斗の写真あり。
    「熨斗は、本来、鮑の肉を薄くはいで、筋状に引き延ばし乾かしたもの。儀式の酒肴に用い、後の祝事の進物、飾りとし、熨斗鮑と呼ばれた。(中略)熨斗文はこの熨斗鮑を意匠化したもので、細長い紙状を束ねた形。めでたい席に使われるものものゆえ、吉祥文として江戸時代より小袖や振袖に用いてきた。(以下省略)」との記載あり。
 
 〇『日本の文様 2』 青幻舎 2007年
   p21に束ね熨斗文様の写真あり。解説なし。
 
 〇『着物の文様とその見方』 似内惠子/著 誠文堂新光社 2013年
   p292にすべての文様が刺繡でされている「黒地に紗綾紋の綸子地留袖」にあしらわれた束ね熨斗の写真あり。解説あり。
 
 〇『日本の文様』 コロナ・ブックス編集部/編 平凡社 2009年
   p112に「白綸子地熨斗と桐文様絞繍振袖」の写真あり。 また、二つ束ね熨斗、違い熨斗の紋章の記あり。解説あり。
 
 〇『日本の紋章』 ピエ・ブックス 2005年
   p380に束ね熨斗をあしらった、紅・白の「綸子地熨斗と桐文様絞繍振袖」の写真あり。
   p377に熨斗の家紋と、簡単な解説の記載あり。
 
【文様の記載はあるが、記載写真の小さい資料】
 〇『きもの文様図鑑」 木村孝/監修 ハースト婦人画報社 2012年
   p65に「器物文様」の項に束ね熨斗の写真あり。解説あり。
 
 〇『ふろしき入門』 森田知都子/著 主婦と生活社 2000年
   p84に熨斗をあしらった風呂敷の写真あり。簡単な解説あり。  
  
 〇『着物の事典』 大久保信子/監修 池田書店 2011年
   p219「器物(きぶつ)文様」の項に熨斗文(束ね熨斗)の写真あり。簡単な解説あり。
 
 〇『ふろしきに親しむ』 森田知都子/著 淡交社 2001年
   p42に吉祥文様の一つとして、熨斗(束ね熨斗)の写真あり。簡単な解説あり。  
 
 △『12か月のふろしき歳時記』 ふろしき&エコバッグ研究会/編 ナツメ社 2008年
   p24に「縞に束ね熨斗と花菱」をあしらった風呂敷の写真あり。
  
【その他、文様に関する記載のある資料】 
 ×『日本の文様』 パイインターナショナル 2013年
   p166に「色絵破魔弓熨斗文皿」の写真あり。熨斗文についての記載あり。
 
 ×『日本の伝統文様事典』 片野孝志/著 講談社 1998年
   p191に熨斗繋ぎ文様、p235に熨斗文様の白黒の文様図と解説の記載あり。
 
 ×『江戸伝統文様事典』 林二朗/著 河出書房新社 1998年
    p123に束ね熨斗文様が白黒図で掲載されている。
 
 ×『日本の文様 1』 青幻舎 2007年
   p98に刺繍のための束ね熨斗の図案あり。 
  
 ×『江戸文様こよみ』 熊谷博人/著 朝日新聞出版 2015年
   p214~216「新年を迎える」の項に、熨斗や束ね熨斗、蝶熨斗などの解説とカラーの文様図と簡単な解説が掲載されている。
   p40に「蝶花形(ちょうはながた)」に「熨斗蝶(のしちょう)ともいう」の記載あり。
 
 ×『日本の紋章』 渡辺三男/著 毎日新聞社 1976年
   p83に熨斗や熨斗輪、 p355に熨斗蝶、p357に二重熨斗輪八本矢車の家紋の記載あり。
 
 ×『文様の手帖』 尚学図書・言語研究所/編 小学館 1987年
   p94に束ね熨斗(浮世絵文様)の写真あり。
   p228に二つ束ね熨斗、熨斗の丸、違い熨斗、熨斗菱の家紋の記載あり。
 
 ×『家紋のすべてがわかる本』 高澤等/監修 PHP研究所 2012年
   p216~217に熨斗についての解説あり。
        束ね熨斗や飾り熨斗、熨斗鶴など36種類の家紋が掲載されている。
 
2 本館の調査による追加資料
  〇『図説着物の歴史』 橋本澄子/編 河出書房新社 2005年
   p42-43に「紅縮緬地熨斗模様友禅染振袖」の写真あり。
        解説なし。

 〇『子どもの着物大全』 似内惠子/著 誠文堂新光社 2018年
   p132に「紫縮緬地熨斗文様女児着物」の写真あり。
   p155に束ね熨斗文様の入ったバックと草履の写真あり。
   p233に「赤色地束ね熨斗に橘文様振袖」の写真あり。  
        解説なし。
 
 〇『織りと染めの歴史』 日本編 河上繁樹/著 昭和堂 1999年
   p90に「束熨斗文様振袖」(重要文化財)の白黒の写真あり。解説なし。
  
 〇『半衿の美』 フジアート出版 1984年
   図157に「小熨斗」の半襟の刺繍の写真あり。解説なし。
 
 〇『留袖・着つけと帯結び』 婦人画報社 1990年
   p10と17に裾模様に束熨斗文様をあしらった黒留袖の写真あり。解説なし。
 
 〇『和布くらふと Vol.9』 パッチワーク通信社 2007年
   p24に「熨斗文」を色とりどりにアップリケした華やかなタペストリーの写真、p51に作り方の記載あり。
 
 △『鐘紡コレクション 2』 毎日新聞社 1988年
   p104-105に「梅樹に蝶熨斗文様振袖」の写真あり。熨斗文様に関する解説なし。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
デザイン.装飾美術  (757 9版)
染織工芸  (753 9版)
衣服.裁縫  (593 9版)
参考資料
(Reference materials)
和の意匠にみる文様の名の物語 木村孝/著 淡交社 2005.12 757 4-473-03275-2
きもの文様図鑑 長崎巌/監修 平凡社 2005.6 753 4-582-62039-6
日本の文様 2 青幻舎 2007.1 753.08 978-4-86152-074-7
着物の文様とその見方 似内惠子/著 誠文堂新光社 2013.10 753 978-4-416-71380-8
日本の文様 コロナ・ブックス編集部/編 平凡社 2009.3 727 978-4-582-63443-3
日本の紋章 ピエ・ブックス 2005.10 288.6 4-89444-469-0
きもの文様図鑑 木村孝/監修 ハースト婦人画報社 2012.2 753 978-4-573-02215-7
ふろしき入門 森田知都子/著 主婦と生活社 2000.12 385.97 4-391-12444-0
着物の事典 大久保信子/監修 池田書店 2011.4 593.8 978-4-262-16016-0
ふろしきに親しむ 森田知都子/著 淡交社 2001.7 385.97 4-473-01828-8
図説着物の歴史 橋本澄子/編 河出書房新社 2005.8 383.1 4-309-76070-8
子どもの着物大全 似内惠子/著 誠文堂新光社 2018.5 383.16 978-4-416-51825-0
織りと染めの歴史 日本編 河上繁樹/著 昭和堂 1999.8 753.2 4-8122-9925-X
半衿の美 フジアート出版 1984.9 753.7 4-8289-0330-5
留袖・着つけと帯結び 婦人画報社 1990.7 593.8 4-573-04401-9
和布くらふと Vol.9 パッチワーク通信社 2007.1 594 4-89396-949-8
キーワード
(Keywords)
束ね熨斗
熨斗
文様
着物
風呂敷
紋章
家紋
器物文様
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
図・絵・写真
質問者区分
(Category of questioner)
一般
登録番号
(Registration number)
1000257840解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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