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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000226048
提供館
(Library)
横浜市中央図書館 (2210008)管理番号
(Control number)
横浜市中央2497
事例作成日
(Creation date)
2016年07月08日登録日時
(Registration date)
2017年12月07日 19時45分更新日時
(Last update)
2017年12月07日 19時47分
質問
(Question)
一般に市販されている花火の、構造と薬剤について書かれている資料を探している。
特に、化学的な組成まで踏み込んだ記述があるとよい。
回答
(Answer)
「市販されている花火」を、法令上の「がん具煙火」と想定し、次の図書資料とWebサイトを御紹介します。

 1 図書資料
  (1)『花火の科学』 細谷政夫/著 東海大学出版会 1980.7 p.64~74
    「第三章 花火の種類」の「玩具花火」の項目に、種類ごとの構造や素材について記述があります。
    全てではありませんが、ものにより薬剤に用いる化学物質の具体的な名前が挙げられています。
        
  (2)『花火の話』 清水武夫/著 河出書房新社 1976 p.46~53、183~196
    「花火の種類と名前」の項目に、「おもちゃ花火」の種類ごとの構造と名称について記述があります。
    薬剤の物質名についての記述はほぼありませんが、「おもちゃ花火の調査表」という表に、名称ごとの「大きさ・形状」、
    「薬量(g)」、「可燃物(g)」、「不燃物(g)」、「薬量比(%)」、「音」がまとめられています。
    また、「線香花火と火花、火の粉」の項目に、線香花火の構造、薬剤の配合例、燃焼の仕組み等について、
    著者が独自に行った実験の結果等も含めた詳細な記述があります。

  (3)『日本の花火のあゆみ』 武藤輝彦/著 リーブル 2000.10 p.103~129
    「Ⅲ がん具花火の歩み」の項目に、がん具煙火の歴史的背景(関係法令、製造・販売の変遷等)について記述があります。
    現在のがん具煙火についての記述はほぼありませんが、過去の法令において使用する薬剤にかかっていた規制の内容や、
    製造品目の移り変わりなどが分かります。
    
  (4)『花火の事典』 新井充/監修 東京堂出版 2016.6 p.39~55、245~253
    「第1章 技術編」の「花火の材料」の項目に、「酸化剤」、「可燃剤」、「色火剤」、「発煙剤」、「和紙」の
    5つに分けて、薬剤に用いられる物質について記述があります。ただし、記述は花火全般を対象としており、
    がん具煙火に限定したものではありません。
    また、巻末の「花火用語小辞典」に、見出しが化学物質の名前で、薬剤としての用途が記述されたものがあります。
    
  (5)『花火学入門』 吉田忠雄/編著 プレアデス出版 2006.10
  (6)『花火の科学と技術』 丁大玉/著 プレアデス出版 2013.5
    花火全般の科学的な知識についての幅広い記述があります。

 2 Webサイト
  (1)『花火入門 平成29年度版』 p.8、27~29 (最終確認日:平成29年11月10日)
    公益社団法人日本煙火協会が作成し、Webサイトで公開している小冊子です。
こちらからご覧いただけます。
     http://www.hanabi-jpa.jp/data/booklet.html
    「花火とは」の「3.花火の材料」の項目に、「酸化剤」、「可燃剤」、「色火剤」、「発煙剤」の4つに分けて、
    それぞれに使われている物質について記述があります。
    また、「おもちゃ花火について」の「1.おもちゃ花火の種類」の項目に、法律上の区分による8種類の花火の例として、
    名称、構造及び火薬量についての記述があります。
    
  (2)『火薬類取締法施行規則 平成二十九年四月一日公布(昭和二十五年通商産業省令第八十八号)改正』
    (「e-Gov 法令検索」内)(最終確認日:平成29年11月10日)
     http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=325M50000400088&openerCode=1#4
    「第一条の五」において、「法第二条第二項に規定するがん具煙火は、次の各号に掲げるものとする。」として、
    「一 がん具として用いられる煙火」の項に、8種に区分して火薬量等を定義した記述があります。

  (3)「線香花火の実験的考察 溶融K2Sn中の石墨微結晶の構造的酸化反応」 伊藤秀明
    (『化学と教育』 39巻6号 日本化学会1991) p.682~685
    線香花火の火花が発生するメカニズムの考察をとおして、薬剤の化学的組成、燃焼過程の科学的解説等が記述されています。
    なお、下記URLのWebサイトで、全文のPDFデータを閲覧することができます。(最終確認日:平成29年11月10日)
     https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/39/6/39_KJ00003508712/_pdf

  (4)『特許情報プラットフォーム』(最終確認日:平成29年11月10日)
     https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage
    独立行政法人工業所有権情報・研修館が公開しているWebサイトです。
    検索語に「花火」を用いるなどすると、がん具煙火を含む個別の特許情報を参照することができ、
    ものにより構造や薬剤についての記述を確認することができます。

なお、日本工業規格の「JISK4854 がん具煙火-種類及び試験方法(2006年制定)」には、規格上の種類の呼称や種類ごとの
製品例の図があるのみで、構造や薬剤についての詳細な記述はありませんでした。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
燃料.爆発物  (575 8版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000226048解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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